パーキンソン 病 死亡 原因。 パーキンソン病の症状とその余命などについて

パーキンソン病とは?効果的なリハビリや歩行、予防体操をわかりやすく解説

パーキンソン 病 死亡 原因

ザ・フォーク・クルセダーズとして活躍した「はしだのりひこ」さんがパーキンソン病のため亡くなったことが報道されました。 パーキンソン病は高齢者がかかる病気としてアルツハイマーと比較されることがあります。 アルツハイマーが物忘れをはじめ認知機能に関わる病気なのに対して、パーキンソン病は運動症状が特徴で必ずしも認知症を伴うわけではありません。 パーキンソン病にかかると余命は低下するとされていました。 しかし、近年では平均寿命とほとんど変わらないといわれています。 このような違いが出るのは、パーキンソン病が直接の死因になるわけではなく、多くは高齢者特有の他の死因によって亡くなっており、その他の病気に十分注意し適切にケアすれば余命を著しく縮めるのを避けられるためです。 パーキンソン病と診断される人の年齢は60歳頃が多く、ちょうど癌その他の疾患リスクが高くなる年齢でもあります。 また、さらに高齢になれば肺炎のリスクが高くなります。 ここではパーキンソン病の症状と、パーキンソン病によって亡くなるケースはどのようなものなのかを見てみましょう。 パーキンソン病は運動症状に特徴がある 難病情報センターの記述をもとにパーキンソン病の特徴をまとめてみましょう。 パーキンソン病の原因 パーキンソン病を発症するとき脳内で次のようなことが起きていると考えられます。 歩き出すときの一歩目が出しにくくなる「すくみ」もあります。 パーキンソン病の代表的な症状は次の通りです。 固縮…筋肉が硬くなります• 無動…動きが遅くなります• 振戦…手足がふるえるようになります• 姿勢反射障害…体のバランスが悪くなります パーキンソン病で注意すべきは誤嚥性肺炎 日本人の死因の1位は癌ですが、70歳を超えると肺炎による死亡が癌による死亡を上回ります。 特に要介護の人にとって肺炎は非常に警戒すべき病気といえます。 パーキンソン病は高齢の人がかかる病気のため、同様に肺炎による死亡リスクが伴います。 また、健康な人に比べて次の点で肺炎を発症しやすいといえます。 誤嚥性肺炎を起こしやすい パーキンソン病は食べ物を飲み込む力が弱くなります。 そのため高齢者に特有の誤嚥性肺炎のリスクがあります。 誤嚥性肺炎とは、細菌を含んだ食べ物や唾液が誤って肺に入ることで引き起こされる肺炎です。 食べ物が気管に入りそうになると反射的に咳が出ますが、高齢になるととっさに咳が出にくくなり、誤嚥が起きやすくなります。 転倒しやすい 寝たきりの生活は体力を低下させて肺炎の発症リスクを高めます。 高齢者が寝たきりになる原因の多くは転倒によるものです。 中でも転倒したときに脚の付け根の骨を骨折する大腿骨頸部骨折が多いとされています。 パーキンソン病は歩く能力が低下するため、健康的な高齢者に比べて転倒リスクが高くなると考えられます。 このことは同時に、寝たきりになるリスク、肺炎になるリスクが高いことを示しています 手術や薬物療法によるパーキンソン病の治療 パーキンソン病の手術療法としては「脳深部刺激治療(DBS)」が保険適用となっています。 この治療は脳深部に電極を留置して高頻度に刺激することで問題となる神経細胞の活動を休ませることができます。 神経細胞を破壊する方法に比べリスクは低いとされていますが、体内に異物を入れることによる感染リスクや装置の断線リスクがあります。 また、このような治療を行う医療機関は限られており、一般的には薬物療法が行われます。 薬物療法の種類 パーキンソン病はドパミン神経細胞の減少が原因です。 そのため脳内のドパミンを薬で補充することが治療につながります。 代表的な薬にはレボドパがあります。 また、レボドパを長期間使用したときに起きる薬効の変動や自分の意志とは関係なく体が動く「ジスキネジア」といった副作用を抑えた薬がドパミンアゴニストです。 効果が早く出るのはレボドパのため、副作用が比較的出にくい高齢者にはレボドパを使い、若年層にはドパミンアゴニストから使い始めることが多いようです。 パーキンソン病の薬物療法は次のような薬を組み合わせて行います。 L-dopa(レボドパ)• ドパミンアゴニスト• 抗コリン薬• 塩酸アマンタジン• ゾニサミド• アデノシン受容体拮抗薬• MAO-B阻害薬• カテコール-O-メチル転移酵素(COMT)阻害薬• ドロキシドパ (難病情報センターHPより抜粋) パーキンソン病のまとめ パーキンソン病を発症しても直ちに寝たきりになったり、認知症になったりすることはありません。 パーキンソン病は長く付き合う必要のある病気といえます。 そして、適切に治療を行うことによって天寿を全うできると考えられています。 運動機能が衰えるパーキンソン病においては早期のリハビリも重要です。 パーキンソン病の診断は神経内科で受けることができます。

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パーキンソン病患者の死因 パーキンソン病は現在治療法がなく、対処療法が中心のため 必ず症状が進行してきます。 しかし、パーキンソン病そのものが 死因になる事はありません。 パーキンソン病のどういった症状が 死因と直結していくのか説明していきます。 嚥下障害 一番深刻な症状が現れるのがこの嚥下障害です。 症状の進行に伴って食べ物がうまく租借したり、 飲み込んだりが難しくなります。 また、筋肉の硬直が進むにつれ、 誤嚥を起こした際の「ムセ」が起こしづらくなり 誤飲性肺炎を起こしやすくなります。 誤飲性肺炎を防ぐため、病状が進行してくると 食事にとろみを付けたり、ゼリー状の 固形物の食事が中心となります。 ただ中には唾が原因で誤飲性肺炎になったりと どうしても嚥下障害が原因の誤飲性肺炎に なる可能性が高いです。 その結果、肺炎や気管支の感染症等の 合併症で死亡する事が多いです。 栄養失調 上記の嚥下障害が深刻化すると 口から栄養をとったり、投薬治療を行う事が 難しくなります。 その結果、栄養失調状態となり やすくなります。 この状態で栄養を投与する為に 下記の様な手法が用いられます。 鼻から管を入れる 鼻から胃まで管を通して 栄養を胃まで直接投与する方法です。 手術等で体を傷つける必要が無くすぐに 治療を開始することが可能です。 通す管は胃カメラよりも細い物ですが 感じ方には個人差があり、管が入っている事を 全く感じない人もいれば、違和感から 引きぬこうとする人まで様々ですが、 基本的には食事のタイミングで投与することで 栄養を投与することが可能です。 胃ろう 胃の前方と腹部の一部分に穴をあけ その穴から直接栄養を投与する方法です。 手術の必要があり腹部の厚さによっては 穴をあける事が出来ない場合や、手術中に 出血する可能性もあります。 チューブに違和感を感じる事は少ないですが、 チューブは定期的に交換が必要で、 手術が必要ない種類の場合は1カ月おき等の頻繁な交換が 必要となります。 点滴 通常の点滴では濃度が濃くなりすぎ、 血管に負担がかかるため、通常の点滴では 生活に必要な栄養を取ることができません。 その為、首や祖警部、鎖骨等の大きい血管が ある部分に穴をあけ、そこから栄養を投与する方法です。 手術をする必要があり、それぞれ肺への誤投与や 排泄物等の混入等のリスクがあります。 どの方法を選んだ場合でも 経口摂取程の栄養を取る事は難しい事、 経口投与でない場合、投与できない薬がある為 パーキンソン病自体の治療が十分ではなくなります。 その結果病状は進行し、気道感染や尿路感染症で 死亡することがあります。 身体機能低下による外傷 上記の誤飲性肺炎や感染症は症状が重篤になってから の死因ですが、比較的パーキンソン病の 症状が軽い時期の死因の一つが外傷です。 身体機能低下により、階段から落ちたり、 こけたりして起きた骨折などの外傷で 死亡するケースもあります。 まとめ パーキンソン病は根本的な治療方法がなく、 寝たきりになってからの全身衰弱と合併症に より死亡することがほとんどです。 外傷性の死因以外は突発的に発生することは少なく 死に至る経過に直面する事になります。 最終的には自分の意志はほとんど示す事が できなくなる病気です。 「延命治療」と 「最期」について意思疎通のできている間に 患者も介護者もしっかりと共有し、 「死」と向き合えるように準備していきましょう。 関連記事•

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4大症状として 1 安静時振戦、 2 筋強剛(筋固縮)、 3 無動・寡動、 4 姿勢反射障害を特徴とする。 このほか 5 同時に2つの動作をする能力の低下、 6 自由にリズムを作る能力の低下を加えると、ほとんどの運動症状を説明することができる。 近年では運動症状のみならず、精神症状などの非運動症状も注目されている。 発症年齢は50~65歳に多いが、高齢になるほど発病率が増加する。 40歳以下で発症するものは若年性パーキンソン病と呼ばれる。 この中には遺伝子異常が明らかにされた症例も含まれる。 2.原因 現段階では不明であるが、いくつかの仮説が提唱されている。 また、家族性パーキンソニズムの原因となる遺伝子異常が関与することや、環境因子が影響することも明らかとなっている。 3.症状 運動症状として、初発症状は振戦が最も多く、次に動作の拙劣さが続く。 中には痛みで発症する症例もあり、五十肩だと思って治療していたが良くならず、そのうち振戦が出現して診断がつくこともまれでない。 しかし、姿勢反射障害やすくみ足で発症することはない。 症状の左右差があることが多い。 動作は全般的に遅く拙劣となるが、椅子からの起立時やベッド上での体位変換時に目立つことが多い。 表情は変化に乏しく(仮面様顔貌)、言葉は単調で低くなり、なにげない自然な動作が減少する。 歩行は前傾前屈姿勢で、前後にも横方向にも歩幅が狭く、歩行速度は遅くなる。 進行例では、歩行時に足が地面に張り付いて離れなくなり、いわゆるすくみ足が見られる。 方向転換するときや狭い場所を通過するときに障害が目立つ。 パーキンソン病では上記の運動症状に加えて、意欲の低下、認知機能障害、幻視、幻覚、妄想などの多彩な非運動症状が認められる。 このほか睡眠障害(昼間の過眠、REM睡眠行動異常など)、自律神経障害(便秘、頻尿、発汗異常、起立性低血圧)、嗅覚の低下、痛みやしびれ、浮腫など様々な症状を伴うことが知られるようになり、パーキンソン病は単に錐体外路疾患ではなく、パーキンソン複合病態として認識すべきとの考えが提唱されている。 4.治療法 病勢の進行そのものを止める治療法は現在までのところ開発されていない。 全ての治療は対症療法であるので、症状の程度によって適切な薬物療法や手術療法を選択する。 (1)薬物療法 現在大きく分けて8グループの治療薬が使われている。 それぞれに特徴があり、必要に応じて組み合わせて服薬する。 パーキンソン病治療の基本薬はL-dopaとドパミンアゴニストである。 早期にはどちらも有効であるが、L-dopaによる運動合併症が起こりやすい若年者は、ドパミンアゴニストで治療開始すべきである。 一方、高齢者(一つの目安として70~75歳以上)及び認知症を合併している患者は、ドパミンアゴニストによって幻覚・妄想が誘発されやすく、運動合併症の発現は若年者ほど多くないのでL-dopaで治療開始して良い。 症状の出現の程度、治療効果、副作用などに応じて薬剤の選択を考慮する。 (2)手術療法 手術は定位脳手術によって行われる。 定位脳手術とは頭蓋骨に固定したフレームと、脳深部の目評点の位置関係を三次元化して、外から見ることのできない脳深部の目標点に正確に到達する技術である。 手術療法も症状を緩和する対症療法であって、病勢の進行そのものを止める治療法ではないが、服薬とは異なり持続的に治療効果を発現させることができる。 5.予後 パーキンソン病自体は進行性の疾患である。 患者によって進行の速さはそれぞれであるが、一般的に振戦が主症状だと進行は遅く、動作緩慢が主症状だと進行が速い。 適切な治療を行えば、通常発症後10年程度は普通の生活が可能である。 それ以後は個人差があり、介助が必要になることもある。 しかし、生命予後は決して悪くなく、平均余命は一般より2~3年短いだけである。 高齢者では、脱水、栄養障害、悪性症候群に陥りやすいので注意する。 生命予後は臥床生活となってからの合併症に左右され、誤嚥性肺炎などの感染症が直接死因になることが多い。 ) 4.長期の療養 必要(進行性に増悪する。 (Probableは対象としない。 ) 1.パーキンソニズムがある。 4.抗パーキンソン病薬にてパーキンソニズムに改善がみられる。 なお、1、2、3は満たすが、薬物反応を未検討の症例は、パーキンソン病疑い症例(Probable)とする。 1 典型的な左右差のある安静時振戦(4~6Hz)がある。 2 歯車様強剛、動作緩慢、姿勢反射障害のうち2つ以上が存在する。 <重症度分類> Hoehn-Yahr重症度分類3度以上かつ生活機能障害度2度以上を対象とする。 Hoehn-Yahr重症度分類 0度 パーキンソニズムなし 1度 一側性パーキンソニズム 2度 両側性パーキンソニズム 3度 軽~中等度パーキンソニズム。 姿勢反射障害あり。 日常生活に介助不要 4度 高度障害を示すが、歩行は介助なしにどうにか可能 5度 介助なしにはベッド又は車椅子生活 生活機能障害度 1度 日常生活、通院にほとんど介助を要しない。 2度 日常生活、通院に部分的介助を要する。 3度 日常生活に全面的介助を要し、独立では歩行起立不能。 2.治療開始後における重症度分類については、適切な医学的管理の下で治療が行われている状態であって、直近6か月間で最も悪い状態を医師が判断することとする。 3.なお、症状の程度が上記の重症度分類等で一定以上に該当しない者であるが、高額な医療を継続することが必要なものについては、医療費助成の対象とする。 本疾患の関連資料・リンク 日本神経学会:.

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