石井 佳苗。 【Interior HUNT】スタイリスト石井佳苗さん スタイルにとらわれないインテリアの秘訣は? : 窪田千紘フォトスタイリングWebマガジン「Klastyling」 Powered by ライブドアブログ

石井 佳苗(KANAE ISHII) 気持ちのいい暮らし方

石井 佳苗

石井さん宅のダイニング。 まず目に入るのが、毎日でも眺めていたい器や道具の数々が収納された棚。 古い雨戸で作ったというこちらは、無駄な装飾を省いたシンプルな作りとなっています。 もともとはふすまで仕切られていたという、リビングと寝室。 採光と風通しの良さを意識した窓は、ウッドフレームで仕立てられたミニマルな佇まい。 DIYインテリアに宿すミニマルの美学 「DIYに関する書籍も出していますし、お仕事での依頼も多いので、私を知ってくださっている方は、DIYが大好き!な人だと思われているかもしれませんが、実はもともと、好きだから始めたわけではなくて。 欲しいものがなかったから、ある意味仕方なく、自分で作るようになった、というだけなんです」と、ちょっぴり意外なホンネをつぶやいた、インテリアスタリストの石井佳苗さん。 たしかに石井さんのお部屋を見回してみると、空間に手作り感を漂わせているわけでは、決してなく。 あくまで存在感を主張しないシンプルでミニマルなデザインで、これをインテリアに違和感なくミックスさせるのが、石井さん流DIYの基本のようです。 さらに今回、中古マンションをカスタマイズするにあたり、『DIY + 職人技』という新たな愉しみ方を見つけたという石井さん。 ミニマルプロダクト作りから始まり、さらにもう一歩、進化を遂げようとしている石井さんの、「DIY道」について伺います。 レールに吊るされたアメリカのヴィンテージライトを生かすために、天井に設置されたライトはこちらのみ。 基本は、デザインされた家具が大好き。 プロがきちんと計算して作ったものの美しさには、到底かなわないと思っていて。 そのかわり、なんでもない箱とかフックとか、シンプルなものってなかなかないんですよね。 どこか過剰で、余計なものが加えられたりしていることが多くて。 自分で作るのは、そういうちょっとしたもの。 そこにデザイン性は求めず、あくまで機能重視。 そういう意味で、シンプルかつミニマルなプロダクト絞られるようになりました 」 ミニマルというテーマに限らず、アイテムセレクトにルールを持つことで統一感のある部屋作りが叶うようです。 壁付けの照明も装飾を省いたミニマルデザイン。 シンプルだからこそ圧迫感を与えません。 石井さん宅には、絵画や彫刻、オブジェなどのアート作品も多くレイアウトされています。 市販にないものを作るなら、いかにもじゃないものを作ったほうが面白いでしょ。 ティッシュは箱から外して、中に裸のままで入れていますが、それも重しや蓋をするのではなく、単に石ころで押さえているだけ。 自分で使うなら、それで十分です。 キッチンのゴミ箱も、思い描いていたちょうどいいサイズのものがなかったので、ベニヤを組み合わせて、キャスターをつけて。 腰掛けるのはもちろんのこと、観葉植物を置くなど棚として活躍させています。 雰囲気のある足場板ですが、簡素な作りだからこそ置くものやレイアウトされる場所を選びません。 壁にある出っ張りに合わせて奥行きを設計しているため、ぴったりと収まります。 ごちゃごちゃしがちなキッチンを整然とした印象に仕上げる影の立役者。 キャスターが付いているため、移動も楽にできるのです。 バスタオルを広げた状態のままかけられるように、タオルのサイズを採寸して作られました。 シンプルな見た目だけでなく、日々の生活を送る中での気持ちよさが感じられる仕上がりです。 低い部分にはドライヤーなどを吊るして収納可能です。 安価な材料費で製作できたため2つ作ったラダータオルハンガー。 もう1つは寝室に設置して、S字フックと組み合わせて洋服用のハンガーに。 吊るしても、そのままバサッとかけても、すっきりと見せてくれる便利なプロダクトです。 パッケージデザインからどうしても生活感が出てしまうティッシュボックスから取り出して、中身を移して使用します。 テーブルからは中身が見えない、絶妙な高さにもこだわったんだとか。 そのまま使うのではなく、あえて引き出しを抜き、フレームのみを使ってマガジンラックに。 抜いた引き出しは、ベッドサイドテーブルや猫用のベッドにアレンジされています。 廊下からリビング、寝室のほか、はたまたベランダに置いてもサマになる、シンプルな面構えです。 座ってもよし、写真のようにお気に入りの本を置いておく棚に使ってもよしなマルチな使い方ができるのも嬉しいところ。 材料も工具も少なく作れるのに、お部屋をおしゃれに仕上げる秀逸な一品です。 こちらの作り方を新著から一部抜粋してご紹介。 より詳しい作り方に関しては、作業写真とともに書籍に掲載されています。 1x長さ32mm 16本 STEP. 01 右から時計回りに、A(脚)、B(側板)、C(座面)。 少ない材料で作れるのが嬉しい STEP. 02 (左)Aの側面とBをボンドで接着します。 ずれないように壁や添え木を使うと上手くいきます。 ボンドが乾いたら皿木ネジでAとBを固定しましょう。 (中央)脚部分が完成です。 座面を乗せる部分にボンドをつけて、Cを左右均等になるように載せましょう。 ボンドが乾いたら裏返して、脚部分から斜めにネジを打って、AとCを固定します。 (右)壁を利用して、座面などがずれていないかチェックしましょう。 壁面収納として活躍するDIYプロダクトのほかにも、ローテーブルやイス、ライトなど、ミニマルデザインのプロダクトで構成されている —新しい著書のなかにもある「DIY + 賢くプロに頼む」ということについて教えてください。 「 先ほど話したように、私のDIYはミニマルプロダクトがほとんどですが、今回のリノベーションでは、自分でも少し家具を作ってみようかと思って。 それが自分一人の能力や技術では難しい場合、職人さんにサポートしてもらうという方法を、初めて取り入れてみました。 この方法が面白いのは、作っている最中にいくらでも仕様をプラスしたり、変更したりできること。 サイズや色って、実際に形になってみないとわからないこともありますよね。 オーダーで丸投げしてしまうのではなく、自分も立ち合って一緒に作るからこその醍醐味です。 プロにサポートしてもらうことのもう一つのメリットは、やっぱりプロならではのワザが盗めること。 きれいに仕上げるコツや、失敗したときのリカバリー、道具の使い方など。 これまで知らなかったことを教えてもらうことができて、いい経験になりました」 デザインされた家具が好きという石井さん。 とはいえ主張しすぎず、ほかのインテリアとの調和が取れているかどうかも大切なようです。 壁同様に部屋の中で面積を大きく取る、床。 ここの表情次第で部屋の印象もガラリと変わります。 石井さんはビニール製のクッションフロアを剥がして、リビングは無垢のフローリング、ダイニングは石のタイルへ自身の手で変更しています —石井さんの考える「DIYルール」をまとめていただけますか? 「インテリアはインテリアとして、プロの手でデザインされたものを美しく愉しむ場所でありたいので、自分で作るものは、あくまでシンプルでミニマルな、空間で主張しすぎないものにとどめておくこと。 機能優先のミニマルプロダクトなら、多少おおざっぱでもOK。 自分で作れる範囲で楽しめばよいと思います。 一方で、もう少しこだわって完成度を上げたいなら、プロに一部サポートしてもらいながら、一緒に作っていくやり方がおすすめ。 既製品でも、オーダーメイドでもない、自分らしさは残しつつ、イメージどおりに仕上げられる。 全部を自分一人で完成させるという満足感も確かにあります。 インタリア家具メーカー、カッシーナ・イクスシーに入社。 現在は、インテリアや暮らし周りのスタイリストとして活動しつつ、ウィンドウディスプレイやプロモーション、商品開発、講師等、活動の場を広げている。 著書に『簡単! インテリアDIYのアイデア Love Cistomizer』『DAILY LIFE 日々を愉しむ大人のためのおしゃれと暮らし』(ともに株式会社エクスナレッジ) 、『インテリア練習帖』(宝島社)がある。 (『Love Customizer No. 室内だけではなく、マンションそのものの周辺環境を意識した、DIYによる部屋作りの様子をたっぷりと収録。 床や壁、キッチンから収納棚、はたまたペットのためのDIYなど、同氏が自ら実践するアイデアとフィロソフィーが詰まった1冊に。 同氏の部屋作りから学ぶ、豊かな暮らし方は是非賢く取り入れたい。 RELATED ARTICLE 黎明期よりDIYをライフスタイルに取り入れていた女性DIYerの草分け的存在である、インテリアスタイリスト・石井佳苗さん。 メディアでのスタイリングのほか...

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インテリアスタイリスト・石井佳苗 ☓ ポポ、メグ、ハナオ — 猫も人も居心地のよい空間づくり

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・ 土地の広さは40坪(約130㎡)以上。 ・ 土地の価格は1億円以上。 ・土地と建物で3億円以上。 ・ゆったりした空間で天井が高い。 ・天然無垢の素材を使用している。 ・カフェみたいな内装。 (出典:より) 石田ゆり子さんの新築計画がはじまったのは2016年ごろ。 親友の板谷由夏さんに相談しながら、自分が居心地良く感じられる家を建てました。 石田ゆり子の自宅画像!間取りやインテリアは? 石田ゆり子さんのご自宅は3階建ての豪邸です。 石田ゆり子さんはInstagramでもたびたびご自宅の様子をアップしていて、自宅を公開することには、もともとオープンなんですね! 玄関と和室 1階の玄関の目の前に階段があり、階段の横の廊下を抜けると和室があります。

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石井佳苗さん(インテリアスタイリスト)に学ぶDIY 〜ミニマルプロダクト〜

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部屋づくりを考えるときに、マストアイテムとして、ソファーを挙げる人は多いようです。 しかし、インテリアスタイリストの石井佳苗さんの自宅には、ソファーはありません。 「ソファーは憧れのアイテム。 でも、ソファーを置いてしまうと存在感が大きすぎて、レイアウトの自由度が低くなるとも思います。 なので、今は、この広さの家に無理に置かなくてもいいかなと思っています」と石井さん。 ソファーの代わりに選んだのが、座面高が低くゆったりと座れる椅子や、背もたれが高く、頭まで支えてくれる椅子。 どちらもくつろぎ感があるので、十分にソファーの役割を果たしてくれます。 大きなソファーをひとつだけ置くより、空間に動きがプラスされ、インテリアにメリハリが。 大きくも重くもないので、簡単に動かすことができ、思いついたときに、いつでも模様替えができるというメリットもあります。 お気に入りのソファーが見つかれば、リビングの主役にするのもいいのですが、今の住空間に合わせて無理に選ぶくらいなら、違う選択肢もあります。 石井さんのように、リラックスできるタイプの椅子を選んだり、広げたラグの上にたくさんのクッションを並べるというのもありかもしれません。 カフェスタイルのインテリアの本質は、自分にとって心地よい空間づくり。 なんとなくソファーを置くのではなく、わが家には本当にソファーが必要か?そんな自問自答をするところから、カフェスタイルづくりをしてみませんか。 あなたは、テーブルと椅子は、同じシリーズのものをそろえなければいけないと思い込んでいませんか? でも、オシャレでリラックスできるカフェを見てみると、必ずしもおそろいではありません。 椅子がすべて違うというカフェも珍しくなく、「今日は、どの椅子に座ろうかな?」と迷うのも、カフェを訪ねる楽しみのひとつです。 石井さんの自宅も、椅子はすべてバラバラ。 「椅子って、人と似ていると思っているのですが、人も椅子も個性はそれぞれ、いろんな人がいたほうが楽しいように、椅子もみんな同じじゃないほうが自由な感じがします」と石井さん。 憧れのデザイナーの椅子も4脚そろえようと思うと、価格的にハードルが高いのですが、1脚なら、ちょっと頑張れば購入できる可能性も。 また、全部を古い椅子にするのに躊躇してしまう人も、1脚なら、取り入れやすく、インテリアに味わいをプラスすることができます。 椅子は、セットでそろえるという考え方から自由になると、わが家のインテリアがグッとカフェっぽくなるはずです。 メジャーな家具ではないにもかかわらず、石井さんの自宅に、いくつもあるベンチ。 70㎡に満たないスペースでは、意外な選択のような気がしますが、なんと5台も愛用。 そのうち3台が手作りです。 奥行きが浅いものなら、廊下や玄関といった狭い場所に置きやすいのも魅力。 上に本を積んだり、下に物を収納するなど、収納家具の役割も担ってくれます。 椅子と違って座る人数を限定しないので、人が大勢集まるときにも便利。 実際のカフェでも、壁側をベンチにして、座る人数の調整に使われることも多いことから、カフェらしさをつくるためにぜひとも取り入れたい家具といえるかもしれません。 ベンチは単純な造りなので、座る家具の中では、比較的簡単にDIYができるアイテム。 また、一般的に注目度が高い家具ではないため、古道具屋さんでは格安で見つかることもあります。 ベンチを探すという視点を持ってショップ巡りをすると掘り出し物に出会えるかもしれません。 すでにほかの家具はそろってしまっているという人なら、ベンチをとっかかりにして、カフェインテリアをスタートするのもおすすめです。

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