バニラ大陸。 バニラ

バニラ大陸で使える簡単な自販機のつくり方

バニラ大陸

概説 [ ] 原産地は、といわれている。 現在の主たる地は東南沖の、(、、、)、のなど。 国内でも栽培されている(後述)。 蔓()は樹木やその他のものに絡んで成長していく。 長いときはを超える。 は香料の原料となるが、収穫した豆(種子鞘)には香りはない。 ここから・を繰り返すキュアリングを行う事によって初めて独特の甘い香りがするようになる。 鞘の中には非常に微細なの種子が無数に含まれている。 キュアリングを経た種子鞘が「バニラ・ビーンズ」として、またその成分を抽出し溶剤に溶かしこんだバニラ・エッセンスやバニラ・オイルが、をはじめ、全般の様々なものに利用されている。 日本国内でもとして苗が流通することがあり、植物の入手自体はそれほど難しくない。 しかし栽培には冬期に高い温度を必要とすることと、大きな株にならなければ開花しないこともあり、個人栽培で開花・結実させるのは難しい。 バニラのの寿命は短く、普通は1日しか開花していない。 バニラの花はである :87。 原産地の中央アメリカでは などの () がを運ぶ :87。 自然界において単位の率は1%程度である :87。 受粉した花は約6週間で長さ30cmほどの長細い果実になる。 栽培(生産) [ ] バニラの生産順位 (2008年、単位は100万トン) 4. 1 3. 1 1. 4 0. 6 0. 2 0. 2 全世界 9. 8 バニラの栽培地域 自然界においてはハリナシバチ以外のポリネーターがバニラを受粉させることはないと考えられている :87。 そのため、バニラの苗を原産地から持ち出して他の地域で育成する試みが18世紀から19世紀半ばにかけて何度も繰り返されたが、いずれの試みにおいても原産地以外の地域ではバニラを結実させることができなかった :88 :PT161。 ところが、1841年にの12歳の奴隷の少年、がの方法を考案し、それをレユニオン中の農園に広めたことにより状況は一変した :88 :PT161。 レユニオンとマダガスカルはバニラ・ビーンズの一大産地になった :PT161(両島はで近接する領であった)。 なお、アルビウスの考案以前の1836年に、の植物学者もバニラの受粉がどのように行われるかを論じ、人工授粉法について示唆的な言及をしている :88。 メキシコか、中央アメリカ原産であるが、現在はマダガスカルを中心に各地で栽培されている。 2008年の全世界生産量980万トンのうち、インドネシア、マダガスカル、の3カ国で9割弱を占める。 次いで、メキシコ、、である。 日本では等で商業用にバニラが栽培されている。 このほか気候が冷涼なでも、が試験栽培に取り組んでいる。 のでも栽培されているが、海外の生産国に比べて多湿な気候であるため、不快なにおいや酸っぱさを防ぐためハウス内で温度・湿度を管理する必要がある。 歴史 [ ] バニラは、以前の中央アメリカでや飲料の香り付けに用いられていた香味料であり、の征服者によってへと持ち帰られた。 古代メキシコ以来、19世紀中頃にフランス人の栽培者が、彼らの知っていた花の人工受粉の方法の知識と、トトナコ族のバニラ・ビーンズの製法の知識を交換するまで、トトナコ族の人々が最良のバニラの生産者とされていた。 以降、取引価格は健康志向の高まりから天然原料への需要が伸びたこと、産地のマダガスカルがやによる爆発的な被害を受けたことから上昇を続け、には一時的に2015年の7倍近くとなる1kg635ドルにまで高騰。 に次ぐよりも高い香料となった。 栽培、花、種などの写真• 乾燥されたバニラの果実 バニラ・ビーンズ、 バニラ・エッセンス、 バニラ・オイルの三種類がある。 バニラ・ビーンズは、名称的には「バニラの種子」ではあるが、実際には種子を含んだ種子ごと・を繰り返す「キュアリング」を行うことによって初めて香料となり、通常「バニラ・ビーンズ」と言えばキュアリングを経たものを指している。 原料として主に使用されるのはバニラ Vanilla planifolia の種子鞘で、この他に品質は少し劣るものの、同じバニラ属であるニシインドバニラ V. pompona も原料として利用される。 バニラ・エッセンス、バニラ・オイルは成分をしてにとかしたものであるが、バニラ・ビーンズ(vanilla pod、バニラの)は非常に高価(一本数百円)なため、人工的に合成された成分(人工香料)を大なり小なり溶かしたものが多い。 人工香料を使わず、酒類にバニラ・ビーンズを直接漬け込み作られたバニラ・エッセンスは特に と呼ばれ区別される。 成分 [ ] の構造式 天然のバニラは数百種類のから成る非常に複雑なであるが、バニラ特有の風味やの元となる化合物は主にである(詳細についてはバニリンの記事を参照)。 バニラ・ビーンズは非常に高価なため、その香り主成分の合成には長い間興味が持たれていた。 最初の工業的合成は、より簡単に得られる天然物のを出発物質としていた。 これをへとさせ、次にすることによりバニリンが得られる。 現在では、によるの合成を含む工程や、紙工業の副生物として得られる木材の構成成分、の発酵によって作られている。 リグニンを原料とする人工バニラの香りは、バニラエクストラクトよりも豊かな香りを持つとされる。 溶剤としてバニラエッセンスは主にやを、バニラオイルはを用いている。 用途 [ ] 一番よく利用されるのはである。 単に「アイスクリーム」という場合はバニラアイスクリームのことを指すことがほとんどである。 などのの香りつけにも利用される。 また、、などにも入れられる。 オイルもエッセンスも非常に香りが強く、特にオイルは数滴で十分な香りを放つため使用分量には注意が必要である。 バニラエッセンスは開封後も長期間の匂いを保つが、は概ね未開封で一年である。 加熱によって香りが揮発しやすいため、焼き菓子など高温で加熱するものにはバニラオイルのほうが適している。 主な使用例 [ ]• - その他様々な洋菓子の香り付けに使用。 その他 [ ] 比喩表現 [ ] バニラがアイスクリームの最も代表的かつ飾り気の少ないフレーバーとして用いられることから、における形容詞"vanilla"は「普通の」「つまらない」「凡庸な」の意で用いられる。 コンピュータゲームやにおいては、アップグレードしていない状態、あるいは「(モッド, modification)や、追加コンテンツを適用していない素の状態」の意となった。 音楽アルバムやシングルにて本来の構成に含まれない追加曲 ボーナス・トラック がない状態や、において、特殊な能力を持たないカードの呼称にも使われている。 Eric Odoux, Michel Grisoni. CRC Press. 2010. 420. 173-174. では Melipona beecheiiを「ロイヤル・レディー・ビー」と紹介している。 2018年6月18日閲覧。 Vanilla planifolia. 2018年6月18日閲覧。 FAO. 2011年8月10日閲覧。 Bee World 86 2. Penguin UK. Lapham's Quarterly. 2018年6月17日閲覧。 2018年3月11日閲覧• 沖縄産バニラビーンズ登場/挫折乗り越え香り良く 販売まで「成功させたい」『』2020年1月31日(16面)• 2019年6月7日. 2019年6月8日閲覧。 Hilden, Katri; Robinson, Tim; Currie, Lee; Hutchinson, Emma 2006. Murdoch Books. 2013年4月4日閲覧. " Vanilla has become a synonymous with 'plain'- perhaps most vanilla ice cream is flavoured with fake vanilla extract"• 2018年9月11日閲覧。 techtarget. com 2005年9月. 2013年11月17日閲覧。 外部リンク [ ] ウィキメディア・コモンズには、 に関連するカテゴリがあります。 ウィキスピーシーズに に関する情報があります。 - サイト内のバニラの記事• - 東北大植物進化学サイト内• - ドーバー洋酒貿易サイト内の記事.

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バニラ大陸とは (バニラタイリクとは) [単語記事]

バニラ大陸

バニラ 続・樹の散歩道 陶酔のバニラの香り この世の食べ物には至高の組み合わせがいくつか存在し、誰もが決して異議を唱えないもののひとつがバニラアイスクリームにおけるミルク、砂糖そしてバニラの甘く豊かな香りである。 とりわけハーゲンダッツのバニラアイスクリームは、超絶のハーモニーを醸し出しており、多くの人に至福のひとときをもたらしている。 ここでバニラが存在しなければ、ハーゲンダッツもただの氷菓でしかないと思われる。 【2015.4】 1 ハーゲンダッツ「バニラ」はなぜ圧倒的においしいのか 愛しのハーゲンダッツ バニラ 成分・原材料表示 ハーゲンダッツでもやはり経営上の宿命的な事業戦略なのか、次々と新しい味の製品が生まれてきたような気がする。 たまに体験のために浮気をしたことはあるが、バニラを上回るものはあり得ないと確信した。 やはり、バニラに始まり、バニラに還るというのが真理であろう。 さて、ハーゲンダッツは高いから滅多に食べないが、このバニラが出始めのころ、このアイスクリームはなぜこんなにクソ美味しいのか知りたく思い、他の製品と表示成分のみを較べたところ、牛乳由来成分のパーセント比率が高いという事実のみを確認した記憶がある。 ) とする記述内容を確認した。 合成バニリンの使用が当たり前となっている現実の中で、 天然のバニラ香料を使用しているのは大きな効果を発揮しているに違いない。 注:合成バニリンを全く添加していないのかは確認していない。 2 植物としてのバニラ Vanilla planifolia のあらまし バニラ の肉厚の葉 バニラの若い果実 人工授粉により豊かに結実した例である。 開花直前の花序 花序は基部からパラパラと 一日花として開いていく。 バニラの花 1 花にはもちろんバニラの香りはない。 バニラの花 2 展示温室の定番となっている植物であるが、開花を誘導するにはコツがあるようで、花がまったく見られない温室も珍しくない。 日差しが強く気温の高い日は開花している時間が短いと聞いた。 バニラの花 3 時に剪定が開花に効果を発揮することもあるようである。 もちろん、国内では人工授粉をしなければ結実を見ない。 収穫時期のバニラ果実の横断面 収穫時期のバニラ果実の縦断面 バニラ、バニララン Vanilla planifolia (バニラ・プラニフォリア) Vanilla fragrans (バニラ・フラグランス)は旧学名 ラン科バニラ属のメキシコ原産のつる性の多年草植物。 回旋性の着生(気生)ラン。 英語一般名 Vanilla , Bourbon Vanilla , Flat-leaved Vanilla , Madagascar Bourbon Vanilla , French Vanilla , Vanilla Orchid ・ メキシコからブラジルにかけての熱帯林の中に野生し、19世紀中ごろから栽培もされている(世界大百科事典)。 主産地はマダガスカル島、コスタリカ、西インド諸島、インドネシア地域、オセアニアの島々など(日本大百科全書)。 ・ 花を観賞用、果実は薬用、芳香剤用に栽培。 (原色世界植物大図鑑) ・ 原産地では先住民がチョコレートドリンクの香り付けに用いていた。 (植物の世界) ・ 茎は直径約1. 5cm、葉の反対側の節から太い気根を出して他物にからみつき、10m以上に伸びる。 (世界大百科事典ほか) ・ 葉は長さ10〜20cm、楕円形・肉厚で互生し先がとがる。 (世界大百科事典ほか) ・ 花は淡緑色(注:黄白色、緑がかった黄色とも)でトランペット状に開き、直径5〜8cm、葉腋20〜30花ほどが房状につく。 下位の花から次々に咲き、早朝に咲き夜にはしぼむ。 (世界大百科事典) ・ 原産地のメキシコでは、 オオハリナシバチや ハチドリがバニラの花の授粉係である。 初め緑色から黄色になり、4〜5ヵ月でつやのある紫褐色に変わる(世界大百科事典ほか)。 内部は 褐色の粘液に包まれた微少な種子が多く入っている(日本大百科全書)。 * 緑色の果実は切り開いても青臭いだけで、芳香は全く感じられない。 ・ ラン科植物のなかで「実がなる」種は非常にまれとされる。 (植物の世界) ・ 属名はスペイン語の「小さいさや」に由来する(植物の世界)。 種小名はラテン語で「扁平葉の」の意(原色世界植物大図鑑ほか) ・ Vanilla planifolia にBourbon Vanilla ブルボンバニラ、 ブルボン種の名があるのは、フランスがかつて南方の島々を自由に自分のものとしていた当時、 ブルボン島(現在のレユニオン島)にこれを持ち込み、奴隷をこき使ってブランテーション栽培を実施したことによる。 一般的にはマダガスカル島、レユニオン島、コモロ諸島の3島で収穫されたバニラビーンズは同じ系統(ブルボン種)で、同様の処理方法(ブルボン方式が基本)を採用していることから、こらを総称して、 ブルボンバニラ、 ブルボン産バニラビーンズと呼んでいるという。 ・ タヒチに持ち込まれたものを Vanilla tahitensis ( バニラ・タヒテンシス)として一般に別種として取り扱っていて、固有の特性が知られている。 製品としては Tahitian Vanilla タヒチアンバニラの名が使われていて、価格的にはブルボンバニラより高め設定となっている。 植物学的にはハイブリッド種と見なされている。 問題なのは 「バニラビーンズ」の呼称の理解である。 外来語であることもあって、広く誤解があるのを確認した。 バニラビーンズの名は、植物のバニラの鞘状の(ナマの)果実又は香料材料として製品化された暗褐色のバニラの鞘を指した呼称である。 しかし鞘の中には豆っぽいものは入っていない。 ということから、 バニラビーンズの鞘の中に小さな黒い種子がぎっしり詰まっているが、これ自体を指してバニラビーンズ、あるいはビーンズとは決して呼ばない。 しかし、国内の商品の説明に際しては誤りが多く、少々消費者を混乱させている面がある。 スパイスの某SB食品のホームページでも、鞘の中の黒い種子をビーンズ、バニラビーンズとして説明しているほどである。 また、ウィキペディアでも「バニラビーンズはその名の通りバニラの種子のことである。 」としているのもふつうの誤りである。 英語ではバニラビーンズの鞘は(vanilla) pod であり、 中の黒い種子はあくまで(vanilla) seeds であり、beans ではない。 なお、英語では本当の豆の「ビーンbean」の語は、もちろんは鞘の中の豆を指すことが多く、鞘も含めて全体を指すこともある。 ついでながら、Vanilla Beans の語をそのまま「バニラ豆」と訳している例が多いが、日本人にとっては明らかに豆ではないから全くなじめないので、これは是非ともやめてもらいたいものである。 4 ツルに付いたままの果実は香りを持っているのか ツルに付いていた様々な状態のバニラの果実 最上段の緑色のものは、まだ先端部でも黄色味がない。 以下乾燥の進行具合の順に並べてみた。 長いもので20センチほどである。 下の2本は販売品のバニラビーンズの含水率に近いが、販売品に較べると樹脂分のツヤに欠け、さらに総じて乾燥具合にムラが生じている。 手をかけた販売品には遠く及ばないが、 褐色のものはバニラの香りを発散しており、実用に供せないわけでもない。 また、縦割りにしてそのままにしておけば、アロマ効果十分である。 これをそぎ取ると、粘りのある成分の存在を確認できる。 鞘は乾燥してペラペラの薄い状態となっている。 褐色となったバニラ果実の横断面 1 乾燥の初期の状態のまだふっくらした果実の横断面である。 意外や鞘は随分肉厚で、その内面をベタつく種子がびっしりと覆っている。 乾燥に伴って、鞘はペラペラとなる。 褐色となったバニラ果実の横断面 2 左と同じ果実の鞘の中味を押し出した状態である。 赤褐色のねばねば成分がニュルッと種子と一緒に出てきたが、果肉に由来するものであろう。 温室内でたっぷり果実を付けた個体で確認したところでは、 緑色の果実は一般にいわれるとおり、芳香は全くない。 12月に改めて見たところ、緑色の果実まだ多数ある一方で、成熟期を通り越して暗褐色となったものも多数見られ、しかも乾燥の進行状況にも幅があって、ムッチリやわらかいものから多数の皺が生じて身が細ってきているものまで、各段階のものがツルにぶら下がったままとなっていたため、これ幸いとじっくり検分することができた。 たぶん人工授粉した成果なのであろう。 結論を先に言うと、 暗褐色のものは程度の差はあるものの、何れもうれしいバニラの香りを発散していた。 見た中では、果実がある程度収縮して表面に艶が生じ、先端部に割れが生じたものはとりわけ豊かな芳香を発散していた。 そのまま製品化してもいいほどである。 ただし、中には乾燥が進みすぎで、鞘が固くなって艶もなく色も乾燥した色である淡褐色となったものもあって、これはイマイチであった。 傾向としては、やはり果実の着生部側の細い部分から過乾燥し易い傾向が見られた。 製品化に際しては面倒な キュアリングという処理(後述)が必要とされており、たぶん経験的に香りが最も豊かになるタイミングを見計らい、利用に際しての処理がし易い状態となり、さらに保存性も良好な状態とするための最良の技術が試行錯誤で集積されてきたのであろう。 5 香りはどの部分に由来するのか バニラ果実の種子 拡大して見ると照りのあるキャビアのようである。 しかし、プチプチつぶして食べるわけではなく、そのまま腸を素通りする。 バニラの種子 種子の形態は水滴型である。 表面のベタベタ成分はアルコールで除去してある。 ランの種子は胚乳を持たないとされる。 押しつぶしたバニラの種子 爪で押しつぶすとピチピチ音がしてつぶれるから、小さい割りには種皮が丈夫な印象である。 種皮の内側にはさらに半透明の膜が見える。 バニラビーンズの香気の主成分は バニリン Vanillin とされるが、化学的には同質の合成のバニリンのみではバニラビーンズの香気は再現できないという。 他の多くの香気成分とのバランスでバニラの香気を再現している(香りの百科)としているのは、天然香料の強みを感じて興味深い。 ところで、バニラビーンズの香りの根源はそもそもどの部分に由来するのであろうか。 この点に関しては明確な説明を確認することができない。 そもそもどの部分で生成されるのかがはっきりしない。 抽出製品ではバニラビーンズ全体を使用するという。 菓子作りでバニラビーンズを使用する場合は、鞘を縦に2つに割って、 鞘の中味(一般には表現として 黒い種子としている。 )をそぎ落として利用している。 その場合、残った鞘にも香りがあるとして、暖かいミルクに投入したり、砂糖に投入して香りを移し、 バニラシュガーができるとしている。 さて、そもそも固い種皮に包まれた種子自身は、ビーンズをどんなに手間を掛けてキュアリングしようとも依然として種子でしかないわけで、これに香りが生成されるとは思えないし、種子は腸を素通りするだけである。 また、現に香り成分を求めて種子をすりつぶして利用するような実態も一切ない。 ところが、「種(たね)から取れる油がバニラオイルである」などと明らかにでたらめの説明をしている例があるほか、ウィキペディアの「種子は香料の原料となるが、収穫した豆(種子鞘)には香りはない。 」とする説明もわかりにくい。 そこで、以下は個人的な考えである。 バニラの種子自体は香気を持たないと思われる。 仮に黒い種子の表面に外から付着した香り成分をアルコールで洗浄すれば、ただの香気のない黒い粒でしかないと思われる。 これを金鎚で叩きつぶしても変わらないであろう。 高級アイスクリームに天然バニラの証としての黒い粒々が入っていたとしても、これ自体はそのままでウンコになって出てしまうだけで、 製品中の存在としての種子は香りには全く貢献していないはずである。 となると、香りの主役は鞘(pod)の中の果肉由来の黒いタール状に変化した成分としか考えられない。 細かい種子はこれと一体になっているため、そもそも分離などできないし、結果として実態上の表現としては、「中の黒い種子をそぎ落として使う」と言うしかないわけである。 真実は 「除去できない種子が混入した香気のあるタール状の果肉を使用している」 として理解すべきであろう。 また、この香気のある黒いベタベタ成分には(香り成分が溶け込んだ) 樹脂分( バニラ樹脂 vanilla resin の名がある。 )が存在し、これが鞘の内側全体に浸潤していることから、表面に濡れ色の艶を形成しているものと思われる。 これによって、鞘にも一定の香気がしっかり移っているものと理解される。 (注:表面には樹脂分のベタつきはない。 ) したがって、 言葉を整理すれば、 「香気の源泉となっているのは、種子を抱き込んで黒くペースト化した果肉部分である。 」 というのが正しい表現であると考えられる。 このことを考えると、香り成分が浸潤した鞘を含めてバニラビーンズの全体から含水アルコールで香り成分をキッチリ搾り取って、結果として香りには関係のない種子を除去することにつながっている製品である バニラエキストラクトは、極めて合理的で使い勝手のよいものであることを改めて認識することができる。 6 バニラビーンズが躍動するキュアリングとは 1本売りのバニラビーンズの製品例 長さは14センチほどであるが、やはり 販売品は黒光りして全体がしなやかで均質 で、自然に乾燥したものとは少々異なる。 包装の都合か、ビーンズは二つ折りにされていて、中には脱酸素剤が入っている。 (原産国:マダガスカル、加工者:宮崎市 株式会社 私の台所 近所の店での価格¥451) 上記バニラビーンズの表面の質感 しわの間に種子が1列に並んで見える。 しかし、鞘には全く割れは確認できないから、別の裂開したビーンズの種子が付着した状態で、製品の選別・出荷調整の段階で外観を整えるために拭われて、しわに入ったものと思われる。 掻き取った中味の様子 ビーンズ半分から白いスプーンで掻き取った中味の量である。 まるで種子の佃煮のようである。 香りには全く関係しない種子が容積のほとんどを占めている。 まずは以下の説明がわかりやすい。 キュアリング後のバニラビーンズ(原文バニラ豆)を含水エタノールで抽出したものがバニラエキストラクト(原文バニラチンキ)で香料として使われている。 (香りの百科事典一部修正) キュアリング とはバニラのさやを加温し、酵素活性を高め、熟成を促進させ、さらに微生物が繁殖しなくなるまで水分を乾燥させる作業のことである。 できた製品はバニラビーンズと呼ばれ、黒褐色の光沢をした、しなやかなものとなり、バニラ特有の香気を発するようになる。 (香りの総合事典) キュアリング Curing にはいくつかの方法があるとされるが、タヒチ種以外は ブルボン方式(Bourbon method ブルボンメソド) がベースとなっている模様である。 何れの方法でも基本的な手順は同様とされ、以下はブルボン方式をベースとしたインド国内での処理法の例である。 浸ける時間は68度で、サイズにより3〜5分。 注:マダガスカルでは63度で3分とする説明を見る。 昼間は暗色の毛布に並べて日に当て、夜はウール張りの木箱に収めるという作業を8〜10日繰り返す。 キュアリングの詳細の英語情報については、生産国でもあるインドのサイト情報が多数あって参考になるため、一部を抄訳で最後に掲げた。 なお、キュアリングの生化学的なメカニズム等は未解明な部分が多い(香りの百科)とされている。 7 合成バニリン 天然のバニラが高価であることから主要な香気成分たるバニリンの合成方法が研究されてきた歴史があって、消費者の知らない間に現在ではバニラ系香料の需要のほとんどを占めるに至っているという。 合成バニリンに関しては、以下の説明例を見る。 1890年、オイゲノールの分解による合成法が提示され、以来いくつかの合成法が行われている。 バニリンは芳香族アルデヒド(4-オキシ-3-メトキシベンズアルデヒド)で、比重1. 06(液体)の白色ないし淡黄色の針状結晶。 アルコール、油に可溶、水、グリセリンにはわずかに溶ける。 (世界大百科事典) 市販されているバニリンは、パルプ工場から排出される 亜硫酸廃棄中に含まれるリグニンを原料とし、これを分解する方法と、全合成としてのカテコールを原料とする方法がある。 (香りの総合事典) 紙パルプ工場と言えば、かつては未処理の工場廃液を野放図に垂れ流した典型的な環境汚染業種で、沿岸の海をヘドロで埋め尽くした前科がある。 その忌まわしい廃液が原料になるとはがっかりで、その生産工程を見たら口にするのはいやになるに違いない。 8 様々な製品 特に食品工業の分野でのバニラ系の香料に対する需要は高く、主は合成バニリンであっても、上質な製品では天然バニラ成分が利用されている模様である。 業務用からコンパクトな家庭用まで、様々な製品の例を見る。 バニラビーンズ Vanilla beans 1本売りから束になったものまで見られる。 1本売りの価格は200円〜400円程度の幅が見られる。 マダガスカル産がほとんどで、その他タヒチ産等の製品を見る。 バニラエッセンス Vanilla essens 家庭用の一般の市販品は 合成バニリンを主体としたアルコール溶液と思われる。 生クリーム、冷菓用。 時に「バニラビーンズ本来の香りを生かしたバニラエッセンスです。 」とした説明を付している例があるが、詳細は不明。 天然物あるいは有機栽培のものはは「天然」、「オーガニック 有機」の文字を冠していて、商品名としては Vanilla extract バニラエキストラクトの名を使っているのがふつうである。 バニラオイル Vanilla oil 家庭用の一般の市販品は 合成バニリンを主体としたグリセリン溶液(わずかのアルコールを含むのは、バニリンの溶解用か?)と思われる。 焼き菓子用。 時に「バニラビーンズ本来の香りを生かしたオイルです。 」とした説明を付している例があるが、詳細は不明。 バニラエキストラクト Vanilla extract バニラビーンズを含水アルコールで抽出したもの。 1Fold のバニラエキストラクトとは、エキストラクト1ガロン中に1バニラ単位のバニラビーンズを含んだ製品のことをいう。 1バニラ単位とは、水分25%以下のバニラビーンズ13. 35オンスをさす。 (香りの百科) バニラオレオレジン Vanilla oleoresin バニラエキストラクトから溶剤を除いたもの。 前記の濃縮版。 バニラチンキ Vanilla tincture 商業的な実態ははっきりしないが、チンキは一般にはアルコールで浸出した液のことをいう。 大容量の業務用が見られる。 バニラエッセンシャルオイル Vanilla essential oil (Vanilla Absolute Essential Oil) そもそもバニラの正確な意味でのessential oil 精油はこの世には存在しない(あり得ない)が、溶剤抽出であってもこの語が商業的に使用されていて、さらに勢い余って Vanilla pure essenntial oil の呼称まで見る。 実質的にはバニラエキストラクトあるいは濃度調整したバニラオレオレジンと同様と思われる。 バニラパウダー Vanilla powder バニラビーンズを鞘ごと粉砕してパウダー状にしたもの。 <参考1:キュアリングの例> 【 TSS SIRSI www. tssindia. in 】 Vanilla (抄訳) 授粉 インドでは自然の授粉は見られないため、 事業的には人手による人工授粉が実行されている。 このコストはバニラ栽培の総コストの4割を占めている。 花は早朝に開花し、8 時間だけ開き、この間に授粉が可能である。 花は花序の基部から1日当たり1ないし2個、時に3個咲く。 果実 果実の伸張は3ないし4か月続く。 完全に伸張すると、長さは約20センチとなる。 収穫段階 未熟果は濃い緑色である。 十分成熟し、 収穫できる時期には先端部が淡黄色を帯びてくる。 成熟後にツルに残ったままになっていたビーンズは完全に黄色となり、割れ始めて赤褐色の少量のオイルを出す。 これは バニラ樹脂(the Balsam of Vanilla)と呼ばれている。 注:製品としてのバニラビーンズは一般に未熟果を発酵させたものと表現されるが、どの時点を以て熟果かといえば、たぶん淡褐色となって、まだ皺ができる前と思われる。 収穫 バニラの結実は通常植栽の3年後に始まり、5年目までにに安定する。 収穫はその後の8ないし10年の間が最適状態となる。 バニラビーンスは受粉後9〜10か月で成熟する。 バニラビーンスは大きな緑色の豆の莢に似ていて、中には何千もの小さな種で満たされている。 収穫されたビーンスには芳香はない。 芳香はビーンスの処理または キュアリングのみによって生まれる。 ツルでより長く成熟したビーンズは、キュアリング後により多くのバニリンやその他の芳香成分を含む。 バニリンを多く含むことは高い品質を示している。 収穫したビーンズは1週間以内に直ちに処理されなければならない。 それらは水分量が多く、久アリングの間に22〜30パーセントに減じなければならない。 キュアリング Curing バニラビーンズのキュアリングは制御された成熟として定義されている。 それは ビーンズの水分を発散させ乾燥する処理で、水分が80パーセント減少し、バニラ特有の芳香の由来であるバニリンが生産される 酵素反応が進む。 メキシコ人が独自の労働集約型の5〜6ヶ月間に及ぶ緑色のバニラのキュアリング処理を開発した。 この処理はレユニオン島の元の名前に因み「 ブルボンプロセス」と呼ばれている。 この方法はおよそ4〜6ヶ月間を要し、現在、マダガスカル、コモロ、レユニオン、ウガンダ、インドで実行されている。 世界のバニラ生産者の間では4種類の異なった処理技術が存在する。 ブルボンプロセス Bourbon process 良質のビーンズを得るために、ほとんどの国で改変型のブルボン法によるビーンズのキュアリングが行われている。 基本的にすべてのキュアリング法は次の4段階で構成されている。 インドでは改変型のブルボン法によるキュアリングが行われている。 第1段階 ビーンズの活性停止(キリングKilling)又は萎れさせること(ウィルティングwilting): 酵素反応が開始されるようにビーンスの生理的な活性状態を停止させる 成熟したビーンスはまずきれいにし、成熟度合いと長さによって仕分ける。 割れたビーンスは別にして別途処理する。 25〜30キロの仕分けたビーンズをタケのザルにとり、 68度のお湯の入った広口容器に浸す。 長いビーンズは5分、中サイズは4分、小サイズは3分間浸す。 お湯の温度は70度を超えてはならない。 これを スカルディング(scalding)と呼んでいる。 お湯に浸すことでビーンズ内のさらなる発育を停止させ、芳香(aroma)と香り(flavour)を生産する酵素反応を開始させる。 次にビーンスを取り出してウール毛布で巻き、熱いうちに毛布で内張した木箱に24時間保管する。 第2段階 スウェティングSweating : この作用を促進し、有害な発酵を防ぐために速やかな乾燥を実施するためするため温度を高める ビーンズのスウェティングは急速な脱水とキーとなる香り成分を引き出すための緩慢な発酵を含んでいる。 バニリンと関係成分の生成に係る酵素は、この段階で最も活性状態にある。 木箱のビーンズを取り出し、暗色の毛布か綿布の上に広げて日に当てる。 これを サニング(sunning)と呼んでいる。 サニングの場所は乾燥していて、ゴミの混入を防ぐため道路から離れていなければならない。 ビーンスはその温度が55度くらいになるまでそのままにしておく。 このことはビーンズを手にすることで確認できる。 もし、ビーンズが熱くて持てない時は、必要な温度に達していることになる。 通常は、季節によりビーンスは2〜3時間あるいは4時間日に当てる。 次にビーンズは同じ毛布又は布でまだ熱いままで巻き、もう30分日に当て、それからウール張りの木箱に収める。 この処理を8〜10日繰り返す。 この期間の最後には、ビーンズは水分が40〜50パーセントまで減少し、濃いチョコレートブラウン色となる。 ビーンズはしなやかになり、心地よい芳香を放ち始める。 第3段階 スロードライングSlow drying : 芳香成分が生成するようゆっくり乾燥する ビーンスの水分含有量はこの段階でさらに減少する。 前段階で50〜60パーセントであった水分含有用は、この段階でさらに25〜30パーセントに減ずる。 緩慢な乾燥は換気のよい屋内の日陰で行われる。 ビーンズは換気がよく開け放たれた部屋の架台に据えた木のトレーに広げて緩慢な乾燥をさせる。 ビーンズは15〜20日間乾燥する。 ビーンズにカビの発生を見た場合は、仕分けた上で熱いお湯に浸し、第2、第3段階の処理を繰り返す。 ビーンズは均一に乾燥するように、定期的に返すのがよい。 この段階の間、バニリンと関係物資が生成され続ける。 緩慢な乾燥処理は、15〜20日間を要する。 適正に乾燥したビーンズは通常は割れたり壊れたりしない。 それらはしなやかで、十分に生成された香りを有する。 第4段階 コンディショニングConditioning : 数ヶ月間保存することにより調質する 調質は芳香生成に必要なエイジング処理である。 ビーンズは緩慢な乾燥により水分量が望ましい水準まで減少した後に調質する。 通常、緩慢な乾燥処理の後に、ビーンズはそのサイズあるいは重量で束(50から100本)にする。 それから、 バター紙、セロハン紙、ポリプロピレン袋などで包み、2,3ヶ月間密閉容器で保存する。 調質はふつう35度から45度で行う。 この段階の間、エステル化、エーテル化、酸化的分解等の様々な化学反応が起き、揮発性芳香物資の範囲が形成される。 平均的な32パーセントの水分含有量のビーンズは暗褐色で豊かなやわらかい芳香と高い柔軟性を持っている。 それらは割れることなく指に巻くことができる。 また、心地よい芳香を放ち、中にオイルを含んでいるため、独特な光沢を示す。 ビーンズにはバニリンと170種以上の副次的な芳香化学成分を有している。 <参考2:バニラの利用に関するメモ> (利用の歴史) バニラはスペイン人の征服者が 発見したという表現をふつうに見るが、コロンブスがアメリカ大陸を発見したという表現と同様、当時の原住民の人格を無視したヨーロッパ民族の傲慢な姿勢が反映した表現であるため、注意が必要である。 ・ メキシコ湾岸のトトナコ族がバニラを最初に栽培したと考えられている。 中央メキシコのアステカ族は15世紀にトトナコ族を制圧したときに、バニラの存在を知った。 (世界の食用植物文化史) ・ アステカはチョコレートの飲み物にバニラをすでに使用していて、スペインのフェルナンド・コルテスが1520年にモンテスマ皇帝にその飲み物を譲り受け、ヨーロッパに広めた。 (香りの百科事典) ・ 1819年にフランスの起業家がバニラの挿し木を南インド洋のブルボン島(現在のレユニオン島)とモーリシャス諸島に運び、バニラ交易に乗り出したが、結実せず挫折。 その後モーリシャスの12歳の奴隷エドモン・アルビウスが人工授粉を成功させた。 1898年には、フランスがバニラを持ち込んだ島々で、世界の供給量の約80%が生産されるようになっていた。 (世界の食用植物文化史ほか) ・ バニラの甘い香りは、香水、コロンなどのフレグランスにおいても非常に重要で、19世紀末頃から使われてきた。 (植物の世界) (食品への利用) バニラはバニラフレーバーとしての用途がきわめて広く、とくにバター、チョコレート、アイスクリームをはじめ各種の食品香料として大量に使用されている。 また、バニラは薬用としても昔から利用され、熱病やヒステリー、月経不順などに効果があるという。 (世界大百科事典) 高級なアイスクリームには天然のバニラエッセンスを用いる場合が多いが、天然のバニラビーンズ(原文はバニラ豆)は高価で生産量にも限界があるためバニラエキストラクトを主体にバニリン、エチルバニリン、マルトールなどの 各種合成香料で強化、変調したバニラエッセンスを用いることもある。 (新版・食品工業総合辞典) 注:上記はかなり業界に配慮した抑制的な表現となっている。 乳製品には、エキストラクト、オレオレジンをバニラ香料として使用するほか、 変調、強度アップのため合成単品が使用される。 バニリン、エチルバニリン、ヘリオトロピン、マルトール、シクロテンなどである。 (最新 香料の事典) バニラ風味のウォッカやバニラウエハース、バニラプディングなど、 市場に出回っているバニラ製品のほぼ99パーセントは、天然のバニラが使用されていない。 (National Geographic) <追記メモ> 香料事情に詳しい者の情報として面白い話を耳にした。 バニラの香り成分を取り去った種子の需要があって、流通しているというのである。 たぶん、バニラエキストラクトの搾りかすと思われ、全く香りのないバニラの種子が合成バニリンに添加されて、天然バニラを偽装するテクニックとして使われているというのである。 黒いつぶつぶが入っていれば天然バニラを使用していると思い込んでしまうふつうの感覚の消費者を小馬鹿にしたような手口である。 まあ、よくやってくれるものである。 食品の香料に関しては、詳しいことがわからない表示となっていることにそもそもの問題がある。

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焦点:銀より高いバニラ、業界揺るがす価格高騰の「裏事情」

バニラ大陸

mysql --version mysql Ver 15. 1 Distrib 10. 38-MariaDB, for Win64 AMD64 メモリ 7GB割り当て バニラ大陸は32GB中15GB割り当てているらしいが(非公式Wiki参照、古い情報であり現在は異なる可能性あり)、僕のPCは16GBしか積んでいないためこれが限界である。 やってみる まぁ物は試しとやってみた 再現してみる• サーバー PaperSpigot ver. 605 1. プラグイン プラグイン名 バージョン CoreProtect 2. 3 dynmap 3. 0-beta-3-160 WorldEdit 1. 105 MorkazSk 1. 2 ColoredSigns 2. 2 Skript 2. 6 Essentials 2. 154 ClearLag 3. 3 ArmorStandEditor 1. 13-21 goBrush 2. 0 skDragon 0. 999 Chairs 5. 0 Test 検証用の自作PL 1. 0-SNAPSHOT SkQuery 3. 4 WorldBorder 1. 0 LWC 2. 2-dd8c289 Votifier 1. 9 ConsoleSpamFix 1. 2 PowerNBT 0. 3 Multiverse-Core 3. 0-SNAPSHOT-b760 WorldGuard 7. 0-beta-03;e51a220 SK-NBeeT 2. 0 Citizens 2. 25-SNAPSHOT build 1669 Sentinel 1. 5 build 242 FastAsyncWorldEdit 1. 13-breaking skRayFall 1. 15 LunaChat 2. 9 Skematic 2. 2b PermissionsEx 1. 4 skUtilities 0. 2 EssentialsSpawn 2. 154 UndineMailer 1. 1 WorldEditSelectionVisualizer 1. 5 SharpSK 1. 3 MCBans 4. 4 SkUniversal 2. 6 WarpPortals 5. 3 Skellett 1. 6b TuSKe 1. 2-Pikachu-IronApollo-Patch-4 上記のリストはそのためだけにプラグインを1分で書いた。 だって導入されているバージョンを表にするのって意外とめんどいじゃん。 またCitizensは有料版と無料版がありますが、今回は検証のみのため無料版を使用させていただきました。 機能に差はありません。 モチベーション維持のため、できれば有料版を使用してほしいとのことです。 とりあえず起動してみる 上記の環境を整えてEULA同意、とりあえず起動してみた。 MCBansなどが入っているので一発で素直には起動しないのは承知の上。 しかし… ClearLagという、ドロップしたアイテムをまとめる、定期的にMobを消去する これはおそらくバニラ大陸では無効化されている ことによってラグを軽減するプラグインがエラーを吐き素直には起動できなかった。 java. lang. IllegalArgumentException: Collection is emptyということは設定ファイルの必要項目が読み込めていない、ということだろうか。 また、 PowerNBTというNBT編集プラグインも起動時に呼ばれる命令でエラーを吐いていた。 java. lang. RuntimeException: no such method、更にその下の発生源から考えるに、リフレクションという機能を使ってサーバープログラムに直接アクセスするのに失敗しているらしい。 この方法は推奨されている方法ではなく、バージョンアップごとに書き直さねばならないため、1. 2のプラグインを1. 2に入れた場合などに発生する。 このプラグインは1. 1で更新が止まっているようなのでこのエラーが発生しているようだ。 ということで少し探した結果、このプラグインのforkが1. 2をサポートしているらしいことが発覚したので、そちらに入れ替える。 お借りしたfork: これでPowerNBTに関するエラーは消えた。 TuSKeというプラグインも本家は対応していないようなのでforkに入れ替えた。 お借りしたfork: 上記の作業の結果 WarpPortalsというポータルプラグインが多少エラーを吐いているが(プラグインの統計情報収集の部分で特に問題ないので無視)、その他は問題なく起動できることが確認できた。 今回はこれを再現環境とする。 と、いうことで 上記のとりあえず起動した状態ではデータベースなどを一切使用していないため、なるべくバニラ大陸の環境に近くなるよう設定する。 CoreProtectとModernLWCをMariaDBに保存するようにした。 DynmapもMySQL MariaDB に対応しているが、こちらに関してはMySQLに保存している形跡がなかったため再現段階では省略とする。 また、バニラ大陸には、通常ワールド9つ、ネザー、リセットワールド5つ、イベントワールドが存在する(僕の知りうる限り)。 よって今回の検証でもこれらのワールドも数だけは揃えておく。 (ワールド生成はPCのスペックが耐えられないので程々にしておく。 最適化 上記の再現環境からもろもろ最適化を図ってみようと思う。 PermissionExをLuckPermsに移行 PermissionExは既に開発が終了しており、今後の最適化は一切見込めない上にセキュリティ的にもよろしくないので、LuckPermsに移行する。 取り敢えずここまでで計測してみる 起動時間:1分28秒 プラグインが減った分空きメモリが増えた。 DynmapをMySQLにしてみた MySQLにしたほうがメモリは消費しているが、IOが速くなっている。 WarpPortalsの入れ替え 今回はやらない WarpPortalsは古いプラグインで、1. 2でも動かなくはないが今後も動くという保証がないので入れ替えることを検討すべきかと思う。 結論・考察 Skriptは大規模鯖で使うべきプラグインではない Skriptはその中身をテキストファイルで記述するため、IOに時間がかかる。 また、拡張プラグインを多く導入するとそれだけメモリを消費する。 Skriptで実装するのとプラグインを書くのとであればプラグインのほうが最適化などの自由度が高く、できることも多いので、Skriptである理由が特段無いのであればプラグインで実装するほうがいいと思う これは筆者の意見です。 反論、指摘などあればコメントにお願いします。 また、配布されているプラグインを組み合わせて実装する場合も数が多くなりすぎると変わらなくなってくるので考慮するべき。 PermissionExはやめれ 開発終了からもう1年半ぐらい経つからそろそろやめよう。 鯖落ちについて 最近バニラ大陸では1日のうちに何度も鯖落ちを起こすことがあるのだが、今回の検証ではサーバーの起動時間が短いためか、鯖落ちの再現を行うことができなかったため、原因の詳細は判明していない。 長時間起動して検証を行うことも検討したがPCを持ち歩く都合上できなかった。 リバースプロキシの導入検討について リバースプロキシという、サーバーとプレイヤーの間にもう一個サーバーを挟むことで、サーバーへの負荷を軽減したりDDoSへの盾にすることができるものがある。 バニラ大陸では現在DNSが直にサーバに向いているため、攻撃を行うことが非常に簡単な状態になっているので、リバースプロキシを導入することを検討したほうがいいように思う。 OSについて メモリ32GB搭載だとして、15GB割り当てはOSにメモリを与えすぎだと思う。 OSがWindowsである以上仕方ないが、WindowsServerやLinux CentOSなど にOSを変更することで、OSが専有するメモリを減らすことができ、サーバーに割り当てることのできるメモリが増えるほか、Linuxにした場合はWindows以上に詳細なメモリ使用量、CPU使用率などの情報を得ることができる。 Linuxを扱うことのできる人がいる場合はLinuxにしたほうがいい。 優先度は低い 最後に バニラ大陸の運営様方、特に鯖主であるたまさん、普段からサーバー管理をしてくださっているにもかかわらず1鯖民である筆者が好き勝手このようなことを書いたことをお許しいただくとともに、今後もサーバー運営を頑張ってくださるようよろしくお願いします。 また筆者の意見であることを明記。

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