クリーム状にしたバターに砂糖を混ぜ込み、さらに卵を加えていく方法。 砂糖とバターを最初に入れるので、シュガーバッター法と言います。 シュガーバッター法以外にも• フラワーバッター法• 共立てジェノワーズ法• 別立て法• オールインミックス法 など、パウンドケーキには沢山の作り方があります。 バターを常温に戻していない• バターが固まるほどの「冷たい卵」を入れている• バターの泡立て不足• バターと卵の乳化不足 大きくこの4つ! これが一つでも出来ていないと、パウンドケーキがうまく膨らまなかったり、生焼けや分離の原因になります。 クリーム状のバターを泡立てることにより、生地に空気を含ませフワフワに焼き上げることが出来ます。 溶けてしまったバターは泡立てても空気が抱けず、ふんわりとした生地になりません。 バターは絶対に溶かさないように 注意 しましょう。 ・時間が無い時や、寒くてバターが柔らかくならない時は、 電子レンジを使ってバターをクリーム状にする事も出来ます。 分離しないようにする為、 卵は必ず常温に戻して使用しましょう。 生地が固くならずフワフワとした生地になり膨らみも良くなります。 その場合、バターが分離しないように少しずつ加えて下さい。 上手なパウンドケーキの「生地作り」 ・室温に戻したバターと砂糖を「ヘラ」で混ぜる 室温に戻したバターと砂糖は、まず「 へラ」で混ぜましょう。 この工程をホイッパーで行うと、バターが固い場合などホイッパーの羽の間にバターが入り込み取り出すのに苦労してしまいます。 ・バターをしっかり泡立てて「空気を含ませる」 砂糖を加えたバターはハンドミキサーでシッカリと泡立てること。 バターにたくさん空気を含ませることにより、ふんわりの生地に焼き上がります。 バターが白っぽくなるまでではなく、 フワフワの白いクリーム状になるまでシッカリと泡立てていきます。 私の場合は、ハンドミキサーで4~5分ほど泡立てています。 ・分離しない生地を作るには「卵は5~6回に分けて加える」こと 泡立てたバターに卵を1度に加えると、バターが分離したり、ダマになる原因になるので注意! 卵を加える時は、必ず 5~6回に分けて加えていきましょう。 卵を加える度に生地とよく馴染ませ、シッカリと乳化させることが大事。 ・粉を入れたら艶良くなるまで混ぜる。 粉類は一度に加えて、ゴムベラで底から大きく混ぜていきます。 粉気が無くなってからもしばらく混ぜて、 艶があり美しい 生地になるまで混ぜましょう。 写真のように艶があり、ふんわりとした生地になればOK! 私の場合、底から大きく60~80回ほど混ぜています。 ・レーズンなどの「具材」が沈む場合の対処法 レーズンやクルミなど、生地に具材が入る場合は しっかりと 水気 を切っておくこと。 水分がついていると、焼いているうちに具材がケーキの底に沈んでしまいます。 それでも沈んでしまう場合は、 具材に薄く 強力粉 をまぶすと生地の底に沈むのを防いでくれます。 ・パウンドケーキの上面を綺麗に割るには? パウンドケーキの上面を綺麗に割るには、生地をオーブンに入れる前に ナイフやヘラで 中心線に添ってくぼみを作っておくといいです。 生地にくぼみを入れてあげると、焼いているうちにその部分から綺麗に割れてきます。 ・焼き上がりの目安は、「割れ目に薄っすら焼け色が付く」くらい。 パウンドケーキの焼き上がりの目安は、 割れた生地にも薄っすらと焼き色が付くくらい。 オーブンから取り出し、 竹串 を刺して何もつかなければ焼成完了です。 すぐに型から外し、型紙を付けたままケーキクーラーの上で冷ましましょう。 ・シットリ生地の秘密!「シロップを打って寝かせる」 パウンドケーキをシットリした食感に仕上げるには、ケーキの 焼き上がりにシロップを打つと良いです。 パウンドケーキの粗熱が取れたら、 刷毛にたっぷりシロップを含ませて叩くように生地に染み込ませていきます。 上面・側面・底面と全ての面にシロップを打って完全に冷まし、ラップで2重に包んで冷蔵庫で一晩以上寝かせましょう。 シロップを打つと、数日たってもシットリふわふわとした生地が味わえます。 【水60g・砂糖30g】を火にかけて砂糖を溶かし、冷ましてからケーキに打つ。 考えられる原因はたくさんあるかと思うのですが… ・乳化不足 ・卵やバターが冷たく、生地が分離してしまっている ・オーブンの温度が低すぎる 焼けるより先にバターが溶け出している ・焼き不足 のどれかが原因かな?と思います。 >>焼き色は上の方が薄めなので追加して焼くと下は焼きすぎにそれも大きな原因になるのでしょうか? オーブンの癖が目詰まりの原因にはなることもあるかと思います。 生地が原因の場合ももちろん有ります 作っているところを見ていないので、オーブンが原因だ!とは言い切れないのですが💦 試しにオーブン温度計で庫内温度を測ってみるのも良いかもしれません。 我が家のオーブンもかなり癖があるので、かならずオーブン温度計で庫内温度を測ってから焼くようにしています。 天板を入れた状態で予熱して、そこにパウンド型を乗せて焼くのがおすすめです。 あくまで私のやり方なんですが… 私の場合、パウンドの生地は「切るように」ではなく ヘラの平たい面が生地に当たるようにして、しっかり目に80回ほど混ぜてます。 混ぜが足りないとグルテンが弱く腰折れする時があるので、意識してヘラを生地に当ててます。
次の健康のために家族のおやつは、なるべく手作りにしています。 誕生日やクリスマス、バレンタインデーにはケーキを作りたいのですが、一つ問題が。 いつも スポンジケーキが膨らまないのです。 レシピを変えたり、焼く時間なども注意しているのですが、焼き上がりはなぜかいつもぺちゃんこ。 オーブンの中でいつまでも膨らまないスポンジケーキにがっかりです。 やっと膨らんだ!と思っても、オーブンから取り出したら真ん中から萎んだりもします… スポンジケーキが縮むのは何が原因なのでしょうか? 作り方?焼く温度?時間? スポンジケーキが焼き縮む理由、いろいろな条件が重なってるかもしれませんよ。 スポンジケーキが縮んでしまう原因と 焼き縮み防止方法についてご紹介します。 【スポンジケーキが縮む原因】 ・卵が泡立ちきれていない。 ・小麦粉やバター、水分などの比率が多い。 ・オーブンの温度や時間が足りない。 卵がしっかり泡立っていないと、小麦粉などを加えた時に材料が卵に馴染んでしまい、空気が潰れてしまいます。 小麦粉やバター、水分は美味しさには必要ですが、分量が多すぎると材料の重みで空気の粒を潰します。 また、オーブンの温度が低かったり、設定時間より早く取り出してしまうと、スポンジケーキが熱を保てず、冷えてしまったケーキの中の空気が縮んでしまいます。 つまり、 スポンジケーキの成功のコツは、たくさん空気の泡を含んだ生地を適温でじっくり焼きあげることなんですね。 もう失敗しない!スポンジケーキの焼き縮みを防ぐ方法はコレ! では、 スポンジケーキの焼き縮みを防ぐために必要なこととはなんでしょうか? まずは 卵の泡立てです。 卵は、卵白と卵黄を一緒に泡立てる「共立て」の場合は、艶が出て、切れ目なく太いリボン状に垂れるまで泡立てます。 「別立て」であれば、卵白にツノが立つまで、しっかり泡立てましょう。 卵の泡立てがゆるいと、卵と他の材料が馴染んでしまい、ずっしりと重い生地になります。 スポンジケーキが生焼けかどうかの見分け方や、もし生焼けだったときの対処方については、で紹介しています。 生焼けでなければオーブンから取り出し、 熱いうちに一度テーブルに「トン」と落とします。 そしてすぐに型から出して、 粗熱を取りましょう。 これで極端な焼き縮みは解消できますよ! スポンジケーキが焼き縮みする原因 まとめ スポンジケーキの焼き縮みの原因と解消法をご紹介しました。 焼き縮みがないふんわりしたスポンジケーキを作るためには、卵をしっかり泡立てる、気泡を潰さないようにする、オーブンの設定温度を守ることが大切なんですね。 少し時間がかかりますが、じっくり取り掛かってコツを掴めば、納得のスポンジケーキが焼けますよ。 次回はふっくらふわふわのスポンジケーキができますように!.
次のスポンサーリンク ケーキがしぼむ原因は?焼き上がり後にがっかりしないために! ケーキがしぼむ原因ってなんでしょうか? そもそもケーキをふくらませるのは、卵を泡立てた時、生地の中にできた小さな空気の泡です。 ケーキを焼いている間に泡が大きくなり、生地をふんわり膨らませます。 そのため、卵を十分に泡立てる必要があるんです。 生地の中に出来る泡が粗くなった状態で薄力粉やお砂糖を混ぜて作ると泡がつぶれてしまいます。 泡がつぶれることで、ケーキはしぼんでしまうんです。 卵って冷たいと泡立ちにくいですよね。 湯せんで温めると、卵は細胞を壊して泡立ちやすくなります。 しっかりとクリーミーな状態になるまで泡立てるのがポイントです。 ケーキが固まるのは、卵と薄力粉がオーブンの熱で加熱されるからです。 薄力粉がきちんと卵と混ざっていないと、生地にムラができてしまいます。 生地にムラがあると、卵だけの部分は柔らかすぎて生地を支えきれません。 そのため、ケーキはオーブンから出した後、スポンジの状態を保つことができなくなってしまいます。 そうならなために、薄力粉はふるってしっかり卵と混ぜ合わせるのがポイントになります。 また、生地が十分焼けていないのにオーブンから取り出してしまった場合も、ケーキがしぼんでしまう原因のひとつです。 生地はしっかりと焼き上げることが大事です。 焼き上がったかどうかを見極めるタイミングですが、ケーキがブワーっと大きく膨れた状態になった後、少しだけしぼむ感じに下がったときです。 中まできちんと火が通ったかどうか、竹串を刺してチェックします。 何も付いてこなければ焼き上がっています。 スポンサーリンク ケーキがしぼむのを防ぐコツは? さて、これで、どうしてケーキがしぼんでしまうのかがわかってきましたね。 では次に、オーブンから取り出したケーキがしぼんでしまわないようにするコツですが、オーブンから出したケーキは、ひっくり返してすぐに型から出してくださいね。 型に入れたままで冷やすとどんどんしぼんでいきますから。 さて、これで美味しそうにケーキが焼け上がったと思います。 焼き立てのスポンジケーキはいい匂いがしてとっても美味しそうですけど、1日~2日置くことで スポンジ生地に閉じ込められていた水分が蒸発して ケーキ全体が均等に柔らかくなるんですよ! これで、「せっかく自分で頑張って焼いたケーキがしぼんでしまってガッカリ…」っていう失敗がなくなると思いますよ。 まとめ いかがでしたか? ぜひ、焼き上がったケーキがしぼんでしまう原因やポイントを意識しながら作ってみてください! 今後、あなたのケーキ作りの参考になれば嬉しいです。
次の