本好きの下剋上 完結。 本好きの下剋上

本好きの下剋上 (ほんずきのげこくじょう)とは【ピクシブ百科事典】

本好きの下剋上 完結

本好きの下剋上という作品が個人的に熱いです。 どーも自分です。 本記事の題材である本好きの下剋上という作品は、もともとは「小説になろう」で連載されている小説です。 で、それを原作として、ニコニコ静画で漫画版が連載されているわけです。 ネット上の創作物に触れている人なら「小説になろう」発と聞くと「異世界転生」モノだろ? と脊髄反射で眉をひそめる人がいるかもしれない。 確かにこの作品は「異世界転生」モノだよ。 でも面白いよ! 昨今乱発される「異世界転生」モノの中でも設定と物語のテーマ、展開において独自の地位を築き着実に人気を得ている作品のひとつと自信を持って言える。 原作小説自体も中二感満載で読みやすさを勘違いしたような軽薄な文体で雑文と紙一重のようなラノベとは一線を画している。 口語体の文章だけどウザさ控えめ。 といっても自分は基本漫画で読みたいので漫画で進んでいるところまでしか原作全てを読んでいるわけではないのだが、読みやすい文章と言える。 なろう系特有のウザさ(主人公・展開・文章表現)をあまり感じないのが良い。 ともすれば、「小説家になろう」に限らず、昨今の「異世界転生」というフォーマットに則っている作品というと、 「どうせ俺tueeeだろw」 「出世早すぎw」 「桃鉄かよw」 「ハーレム乙」 などとこれまたテンプレ的な反応を返されてしまうことが良くある。 それは偏見なのだが、テンプレ展開のツギハギ作品が多いのもまた事実。 しょうがないとも言えるが、しかし「本好きの下剋上」に関してはロクに読まれずそんなレッテルを貼られてしまうとしたら悲劇だ。 読みもしないで脳内の未読リストに入れてしまう人はもったいないと思う。 原作小説の良さはまた別の機会に譲るとして、まずはあらすじから、次に小説版を原作とした漫画版の良さを書いていこうと思う。 本好きの下剋上のあらすじ 主人公で卒業を控えた女子大生の本須麗乃(もとすうらの)は本をこよなく愛し、様々な本を読むことに幸せを感じていた。 しかしある日、地震によって降り注いできた本に誤って押し潰されてしまい、命を失ってしまう。 死の間際にあっても願うことは「生まれ変わっても本を読めますように」。 気づくと麗乃は小さな女の子になっており、病気に苦しんでいた。 身体を横たえていたのは粗末なベッド。 周りに見えるのは殺風景な部屋。 母らしき女性が心配そうな顔で部屋に入ってきて、麗乃を「マイン」と呼ぶ。 その瞬間、マインとしての記憶が麗乃の脳に流れ込み、麗乃の記憶と融合し、「母さん」と呼び返す麗乃。 「麗乃」から「マイン」になってしまった瞬間だった。 死んでしまい、転生したという事実よりも、まずは本を求めたマインは部屋を見回しても、立ち上がって家中を探しても本はおろか字すら存在しないことに絶望する。 街に出ると商品には値札がついている。 字の存在は確認できた。 そしてマインは、買い物中の母を商店で待たせてもらっている最中、棚の中に厳重に飾られていた本を発見する。 本の存在に喜ぶマインだったが、本があまりに高価な為試し読みはおろか触れさせてすらもらえない。 自分で本を作ることを思い立ち、持てる知識を総動員して資源も技術も乏しい中世ヨーロッパのような世界において、本を一から製作することに挑むのだった。 自分が考える本好きの下剋上の良さ 極端な「俺つえー」的な展開の少なさ。 まずはこれだ。 一番に挙げるとすればこれ。 実は、冒頭でちょいちょい異世界転生を腐す発言をしてはいるものの、 自分は「異世界転生」モノ好きです。 比較的。 「俺つえー」な展開もやられまくる主人公よりはスカッとするし、どんどん強くなったり出世していったりするから。 創作の世界の中くらいは無双して、チヤホヤされて、でも驕ることなく余裕をもっているから大概の人からは好かれる、みたいな完璧な主人公が活躍する話を楽しみたい時もあるんだよ。 大人には。 でもそれも程度問題で、ご都合主義と言えるレベルになっていくると話は違ってくる。 あまりに過ぎるとバカにされている気分になるんだわ。 大概よほどのことがない限りは一度読み始めた作品は我慢強く読み切るんだけど、ムカついてもう続きは読まない作品はある。 その点、本好きの下剋上は本をたくさん読んで身に着いた知識の範囲内で無双する。 例えば転生した中世ヨーロッパにも似た世界では文明度も中世で、当然シャンプーなんてものはなく、現代の人間から見たら男女ともに髪は現代にくらべると不衛生と言えた。 しかしその世界でマインはアボカドに似た植物の実を潰して油を採取し、それと薬草や塩を組み合わせてシャンプーを作る。 見事髪がつやつやになったマインは、美容と言う分野においてその世界では優位に立つことになる。 たびたび他の人の目を惹きつけ、印象を残す。 そして、後にその簡易シャンプーに有用性、商売のチャンスを見出した商人との交渉で、マインは目的である本作りの為の交渉の材料として簡易シャンプーを使うことになる。 進退窮まったら スキルでボーン 魔法でバーン 最終的には 固有スキルor魔法でバババーン みたいな展開じゃなく、地に足を着けた知識から生じたアイデアによる優位点で「なるほど、そうなるよな」という平和的な展開で無双する。 バトル以外での無双展開、「俺つえー」展開の作品もあるが、本好きの下剋上はとりわけ現代知識の活かし方が自然だと感じた。 もちろん膨大な量の本から得た知識からくる無双だから「そんな事知ってるのかよ」と突っ込むこともあるかもしれない。 その点、マインは、きちんと知らないものは知らないので少なくとも勝ちっ放しの展開は無い。 分からなくてもめげることなく、現代では普通だった事でも今は分からないからこれから頑張って見出していこうという前向きな姿勢がマリンにあるのも良い。 その最たるものは本を作るために必須の「紙」の存在で、作り方も何となく材料も道具も知っているけど、肝心の製造工程に関しては曖昧で、マインは探りながら紙作りに挑んでいく。 本好きの下剋上において「俺つえー」展開がバランスを欠くとどうなるか。 マインが紙の作り方の詳細を知っていて、紙作りに取り掛かってから数日で紙が完成。 紙が貴重な世界で製品も製法も売りまくる……、と、とんとん拍子に桃鉄的に資産を増やしていくのも悪くはないが、やはり苦労するところは苦労してもらった上で成功してくれた方が好き。 ちなみにマインは体も極端に弱いので、目標に向かって電車道、とはいかず、一歩進んで二歩下がる、ジリジリと目標に近づいていく過程も好き。 マインがかわいい。 その理由は作画の鈴華先生の絵がかわいいからとか、マインが小さい子供だからというばかりではない。 子供の容姿ではあるが中身は22歳の女性がアイデアの実現に喜び、実現したい理想と現実とのギャップに泣く素直な感情表現には好感が持てる。 とにかく本を読むことが好きというかもはや軽く狂人の域に達している。 知識を蓄えることが目的ではなく読むこと自体を求めているという意味で真の本好きと言えるだろう。 そしてその姿勢がずっと一貫しているので傍から見ていて面白い。 このページでは漫画版の感想を書いているのだが、漫画版では原作にあった部分が削られていたりするのでマインに焦点をあてる本項では少しだけ原作に触れておく。 ある程度成長するまで、気分悪くなる恐れがあります。 と一言断りを入れている。 自分としてはマインが不潔だと判断した家族から触れられることすら嫌がることはそんなにおかしなことではないと思うんだけど、文句を言う人がいるということなのだろう。 そりゃ間違いなく家族だというマインとしての意識もあるけど、麗乃からしてみれば対面して間もない他人同然の人たちでもあるというのに。 人間的で、リアルな反応だと思うんだけど、それが漫画版では若干マイルドな表現になっていたり、あるいは全く削られてしまっていたりするのが惜しい気もする。 まぁとにかく基本的に善人ではあるけど聖人君子ではない、どこにでもいる人みたいな人物だと思う。 キャラ立ちしているのはとにかく本好きな部分。 欲望がはっきりしているキャラクターは面白い。 例えその欲望の対象があまり公序良俗に沿わないものであっても求めてやまない姿には読み手に対して何かしらの印象を与える。 キャラ自体の人格がおかしくなければそれは好印象になりやすいと思う。 リアリティを以って中世ヨーロッパあたりの世界における生活を描いている。 本須麗乃の転生先となったマインの世界は現実世界との違いとして魔法が存在しているが、それ以外は中世ヨーロッパに似た文化及び文明度だ。 日常生活で不衛生な様子も描かれているし(といっても控えめだが)、身分の違いなども描かれる。 中世ヨーロッパの不衛生さなどを知ってガッカリした経験がある人は多いと思うが、原作者の香月美夜先生もそうなんじゃないかと思わせるくらい本好きの下剋上の中で衛生環境の悪さなどについての描写がある。 まだ原作ストックはたくさんある 現在連載されている漫画は既刊4巻で第1部のようやく4分の3程度。 おそらく5巻で1部が修了するのではないか。 乱暴な計算だが、仮に1部が5巻の配分で進むように調整されているとして、現在原作は第5部まで書かれているので巻数は25巻になる。 しかし、4部と5部は1部に比べると話数が多いので実際に必要な巻数はもっと多くなるだろう。 まだまだ続く物語にワクワクを抑え切れない。 本好きの下剋上は今後も目が離せない作品だ。

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本好きの下剋上続編3期の放送はいつから?原作ストックや円盤売上から予想!

本好きの下剋上 完結

概要 偏執的な本好きの現代人女性が、魔術の存在する中世的文明のに暮らすにしたという設定のビブリア・ファンタジー小説。 本どころか紙も文字もない最底辺の状況からスタートし、「本に囲まれた生活を送る」という夢を実現するため、主人公が様々な障害を乗り越えて奮闘する様が描かれる。 通称は「本好き」。 本作も『なろう』の主流である「と主人公のもの」ジャンルの作品だが、戦闘描写はほとんどなく、そもそも主人公マインが虚弱という大きな欠点を抱えているため活動に大幅な制限が加えられているのが特色。 微細な世界設定と細やかな人物描写を土台に、話が進むにつれて次々と変化する環境に必死に適応しつつ、夢に向かって暴そ……ひた走る主人公の姿が丁寧に描かれている。 女性主人公ものではあるが、主人公が本にしか興味がない上、身体年齢も未だ幼いため、主人公をめぐる恋愛要素はほとんど存在しない。 更新速度は非常に早いのが特徴で、平成27年2月28日より、それまでほぼ毎日更新だったのが、平日のみの更新となった。 現在は本編が完結。 別人物視点で後日談を語るストーリーが連載中。 あらすじ 三度の飯より本が好きと公言してはばからない、病的な本の虫・ 本須麗乃(もとすうらの)。 念願叶って司書資格を取得し、図書館への就職を目前としたある日、彼女は地震によって本に潰されて死んでしまう。 本に埋もれて死ぬのは本望だけど、もっとたくさんの本を読みたかった……。 そんな祈りが通じたのか、彼女は マインという少女の体を借りて異世界に転生を果たした。 しかし、マインの暮らす下町は、本どころか文字すら見当たらない、理想とおよそかけ離れた環境だった。 読み書きなんてできなくて当然、紙一枚すら高価過ぎて買えない文明レベル、おまけにマインは極め付けの虚弱児でまともに外も歩けない……。 そんな逆境の中にあっても、麗乃改めマインは諦めなかった。 文字が読めないなら学べばいい! 本が買えないなら作ればいい! そしていずれは図書館の司書になる! そんな遥かなる野望を胸に抱き、周囲を派手に巻き込みつつ、マインの暴走が始まった。 登場人物 話の進行とともに新規登場人物を順次紹介しているため、本項目には多大なネタバレが含まれます。 閲覧の際はご注意ください。 CVは記述がない限りは、TVアニメ決定前ののキャスト。 第一部 兵士の娘 マインとなった麗乃が目覚めたのは、エーレンフェストの平民が住む下町。 本どころか文字の存在すら怪しい環境だった。 それでも本を諦めきれないマインは、病に冒された身を押して、まず文字の勉強と紙作りから始めることにした。 現代日本の本好き女・本須麗乃が転生した、エーレンフェストの下町在住の兵士の娘。 物語開始時点で5歳。 本や活字に対する異常な情熱と極めて偏った知識を武器に、とにかく本を読みたい一心で邁進する。 身食いという謎の不治の病に身を冒されている極めつけの虚弱児で、少し歩いては熱を出して寝込み、興奮しては失神して寝込み、引きずり回されただけで死にかけて寝込んでいる。 外見は紺色の髪と金色の瞳を持つ美幼女。 本が絡むとすぐ暴走するため、毎回保護者軍団に叱られているが、それでも自重はしない。 マインの保護者。 木工職人の家に生まれた末っ子だが、旅商人になる夢を持っているため、家族との仲はあまり良くない。 マイン最大の理解者として、虚弱なマインの体調管理をこなしながら、代わりに本を作って売る係になる。 マインの暴走に振り回されつつ、叱って脅して巧みにコントロールを図る苦労人。 マインの保護者。 マインとルッツの試作した植物紙に目をつけ、商会の新商品とするべく未熟な二人の監督役に収まる。 以後どんどん規模が膨れ上がるマインの活動にがっつり巻き込まれ、仕事に忙殺される羽目に。 一見優しげな風貌だが、機を読み利に聡いやり手の商人。 迂闊なマインに容赦なく雷を落とす厳しい後見人でもある。 マルク CV: TVアニメ ベンノの補佐を務める初老の男性。 マインの保護者。 執事のような物腰で穏やかに事を進める一方、ベンノの敵には容赦しない暗黒面も持つ。 商人世界の常識を知らないルッツの教育係を務める。 マインの保護者。 父ギュンターは東門の門番を務める平民の兵士で、母エーファは腕の良い針子美人。 決して楽ではない日々の中でも、子供たちに強い愛情を注ぎ続けている。 暮らし向きに余裕がないせいか、マインの現代知識発明品(余計な仕事)に対しては割と懐疑的。 トゥーリ CV: TVアニメ 二つ年上のマインの姉。 マインの保護者。 妹想いで明るく優しい、天使のような女の子。 虚弱児マインの面倒を見つつ、母のように腕の良い針子を目指して奮闘している。 緑色のふわりとした髪を後ろで三つ編みにしている。 オットー CV: TVアニメ 父ギュンターの部下で、元旅商人の町の兵士。 ベンノの妹コリンナの夫で、大変な愛妻家。 経歴上、平民ながら事務仕事に習熟しているため、ギュンターに重宝されている。 マインを助手として雇い、文字を教え、ベンノとの縁を繋いだ恩人。 フリーダ CV: TVアニメ 商業ギルド長の孫娘。 マインと同じ身食いに冒された少女だが、貴族と愛人契約を結び、高価な道具で延命を図っている。 商売っけが強く、強引かつ人の話を聞かないので、マインからはちょっと敬遠されている。 第二部 神殿の巫女見習い 神殿で念願の図書室を発見したマインは大興奮し、図書室に出入りするため神殿の巫女になることを即決する。 巫女見習いとして神殿入りしたマインはそこで平民と貴族の決定的な差に直面する一方、本の普及のため、製紙・印刷工房の発足に着手する。 マインの保護者。 初登場時20歳。 領主の腹違いの弟。 エーレンフェスト内にて他の追随を許さない圧倒的な魔力量を保有する実力者。 その出生から、領主の母に煙たがられている。 騎士団の活動から文官顔負けの事務仕事、領主の補佐までなんでもこなす完璧超人だが、自他共に厳しく効率を突き詰める合理主義者のため非常に小言が多い。 神殿入りしたマインの事実上の教育係に就任し、次々と騒動を起こし続けるマインに頭痛を堪えながら、今日も懇々と説教を続ける苦労人。 いつも眉間に皺が寄っているものの、のな。 貴族女性の間ではアイドル扱いされている。 フラン CV: マインの筆頭側仕えとなった孤児院出身の灰色神官。 マインの保護者。 神官長が育て上げた有能な側仕えとして、右も左もわからないマインのサポート兼抑え役に徹する。 神官長そっくりの真面目な堅物で、融通が利かない。 得意技はマインも怯える冷ややかな笑顔。 ギル マインの側仕えとなった孤児院出身の灰色神官見習い。 孤児院一の問題児と言われた生意気なやんちゃ小僧で、嫌がらせとしてマインの側仕えに付けられた。 当初は問題児の名に恥じない跳ねっ返りぶりを見せていたが……。 デリア マインの側仕えとなった神殿長派の灰色巫女見習い。 神殿長の愛人になるのが将来の目標。 幼いながらも側仕えスキルはきっちり仕込まれている。 口癖は「もー!」。 ヴィルマ 孤児院の幼い孤児たちの世話を一身に引き受けている灰色巫女。 マインをして聖女と言わしめる心優しい美人。 絵心がありイラストが上手い。 男性恐怖症。 ロジーナ フェシュピール(楽器)の扱いに特化した芸術家肌の美人灰色巫女。 特殊な主の元で楽器だけを触りながら暮らしていたため、普通の側仕えの常識が欠落している。 神殿長 現領主の叔父に当たる老人。 権力と立場を振りかざして勝手放題を続ける困った小悪党。 薄汚れた平民マインが神殿入りしたことが気に食わず、水面下で対立する。 マインの保護者。 16歳。 弱くてヘタレないじめられっ子体質の不憫な少年だが、貴族なのに平民のマインを心配するほど心優しい。 マインの護衛に着任し、常に行動を共にするようになる。 騎士より文官が似合うタイプ。 第三部 領主の養女 他領の貴族から狙われたマインは、家族を守るため、領主の養女ローゼマインとなってその庇護下に置かれることになった。 神殿の仕事、工房の監督、貴族社会の勉強、魔力の訓練、金策、領地への魔力供給、体調回復薬の素材収集、領主の家族問題……。 やること山積みの超多忙生活の中、ローゼマインはついに本の量産体制を整えることに成功。 特製の絵本とカルタで貴族社会に殴り込みをかける。 ローゼマインの保護者。 負けず嫌いで我慢が苦手、新しいもの好きで好奇心の赴くまま行動する小学生男子のような性格の男。 貴族らしくない直截的な言動が多い自信家だが、悪事を働く親族をなかなか罰せられないほど身内に甘い。 ローゼマインの保護者。 神官長やジルヴェスターの従兄に当たる壮年の男性。 ローゼマインの設定上の父親となる。 勇壮で頼れるお父様だが妻エルヴィーラには敵わない。 神官長やジルヴェスターとはかなり親しい。 エルヴィーラ 貴族女性の最大派閥フロレンツィア派のリーダー的立場にある、カルステッドの第一夫人。 ローゼマインの保護者。 ローゼマインの「お母様」として、貴族女性の先頭に立つ者の在り方を時に厳しく仕込む頼りになる人。 フェルディナンド様の熱狂的ファンとして、ミーハー根性丸出しに暴走するお茶目な一面もある。 ローゼマインの 設定上の 異母兄。 それぞれ、フェルディナンド・ヴィルフリート・ローゼマインの護衛騎士を勤める。 一族揃って頑健だが、頭を使う仕事は苦手。 フロレンツィア CV: 他領から嫁いできた、ジルヴェスターの第一夫人。 ローゼマインの保護者。 一見するとおっとりした美女だが、としてジルヴェスターを尻に敷く理知的な女性。 嫁姑問題で非常に苦労していたため、争いから解放してくれたローゼマインに感謝している。 父に似て奔放で元気が有り余っているお子様。 勉強から逃げ出しては側仕えや護衛騎士を困らせていた。 甘やかされて育ってきたためわがままな態度を取るが、根っこは非常に素直で、やればできる子。 ブリギッテ ローゼマインの護衛騎士に任じられた中級貴族の。 ローゼマインの保護者。 エーレンフェストの田舎領イルクナー出身のため、平民と直接触れ合うことに抵抗が少ない。 なんでもそつなくこなす優等生美人。 かつて婚約を解消された経緯があり、恋愛に関しては諦め気味。 CV: ローゼマインの護衛騎士に任じられた女騎士見習い。 とても騎士には見えない華奢で小柄な美少女だが、中身は勉強嫌いで考えなしの。 聡明な主ローゼマインを得たことで、考えることを主に丸投げし、より一層残念になってしまった。 戦闘スタイルはスピード特化。 自ら大事に育てている魔剣シュティンルークを用いて戦う。 シュティンルーク アンゲリカ愛用の。 マインによって魔力を注がれた所に神官長の介入が加わった事で、何故か神官長をモデルにした自我が芽生える。 脳筋のアンゲリカを知識面でサポートする外付け頭脳だが、モデルの影響で説教臭い。 ローゼマインの保護者。 現領主や神官長をも育ててきた古参の教育係のため、二人を含めて誰も頭が上がらない最強の女性。 ユストクス CV:、 神官長に忠誠を誓う情報通の文官。 リヒャルダの息子。 あらゆることに対する知的好奇心の塊で、己の好奇心を満たすためなら躊躇なくなんでもやる危ない人。 ゲオルギーネ CV: 大領地アーレンスバッハの領主に嫁いだジルヴェスターの姉。 現アーレンスバッハ領主第一夫人。 幼少時は次期エーレンフェスト領主と目されていたが、弟にその座を奪われたため深い恨みを抱いている。 母親譲りの美貌と利発さを備えた優秀な領主の子。 初めてのお姉様・ローゼマインに懐く。 ボニファティウス CV: カルステッドの父親で、設定上のローゼマインの祖父に当たる元エーレンフェスト騎士団長。 研ぎ澄まされた野生の勘と領内最強クラスの筋肉で生きてきた脳筋一族の源流的存在。 初孫娘のローゼマインを溺愛しているが、力の加減が苦手なため接近を禁止されている。 第四部 貴族院の自称図書委員 10歳になり、いよいよ貴族院へ向かうことになったローゼマイン。 目当てはもちろん国内第二位の規模を誇る図書館! しかし「全講義合格&一学年全員座学合格まで図書館禁止」の無慈悲な命令がローゼマインの前に立ち塞がる。 自重を忘れたローゼマインは一刻も早く図書館へ向かうため全力を発揮。 やがてその暴走姿は大領地の領主候補生や王族の目に留まり……。 フィリーネ CV: TVアニメ化決定以降のドラマCD ローゼマインの側近(文官見習い)。 下級貴族。 おっとりした大人しい女の子。 亡くなった母親の語ってくれた物語をローゼマインが本にしてくれたことをきっかけに、ローゼマインのために物語の収集に精を出すことになる。 ローゼマインの本好き同志。 CV: TVアニメ化決定以降のドラマCD ローゼマインの側近(文官見習い)。 上級貴族、オティーリエの末息子。 ローゼマイン聖女伝説の信奉者にしてプロデューサー。 少々独善的に暴走するきらいがある。 にこにこ笑顔で人の輪に入り込み、情報を集めるのが大の得意。 レオノーレ CV: TVアニメ化決定以降のドラマCD ローゼマインの側近(護衛騎士見習い)。 上級貴族。 文官に見えるような落ち着いた物腰の女性騎士見習い。 女性護衛騎士の頭脳担当として採用された。 コルネリウスに好意を抱いている。 ユーディット CV: TVアニメ化決定以降のドラマCD ローゼマインの側近(護衛騎士見習い)。 中級貴族。 同じ中級貴族でありながら活躍するアンゲリカを尊敬している元気な普通の子。 射撃が得意。 ブリュンヒルデ CV: TVアニメ化決定以降のドラマCD ローゼマインの側近(側仕え見習い)。 上級貴族。 流行の発信に強い興味があり、社交に疎いローゼマインを全面的にサポートする。 CV: TVアニメ化決定以降のドラマCD ローゼマインの側近(側仕え見習い)。 中級貴族、アンゲリカの妹。 一族きっての落第生だった姉を救ったローゼマインに感謝している。 姉と違いよく気が付く優秀な子。 トラウゴット CV: TVアニメ化決定以降のドラマCD ローゼマインの側近(護衛騎士見習い)。 上級貴族、ボニファティウスとリヒャルダの孫。 ボニファティウスにひたすら憧れ、とにかく強くなることしか考えていない脳筋男子。 アナスタージウス 政変を勝ち抜いたユルゲンシュミット現王の第二王子。 強引で我儘、プライドが高い。 エグランティーヌに好意を抱き、ローゼマインを巻き込んで必死にアプローチを図る。 大領地クラッセンブルクの領主候補生。 今年度の奉納舞で光の女神役を務める。 実は元王女で、政変で両親を失った際に、母方の祖父である先代アウブ・クラッセンブルクに引き取られた。 王族の血を最も濃く受け継ぐため、彼女を射止めると次期王に近づくという複雑な立場にあるが、本人は平穏を望んでいる。 ヒルシュール 貴族院の教師兼エーレンフェスト寮の寮監を務める女性。 中央貴族。 研究第一で寮のことも授業のことも政治のことも二の次に扱う筋金入りのマッドサイエンティスト。 神官長の貴族院時代の師匠であり、次々と話題を生み出す神官長の愛弟子ローゼマインに興味津々。 ソランジュ CV: TVアニメ化決定以降のドラマCD 貴族院の図書館司書を勤める初老の女性。 中級貴族。 政変で前任の司書がいなくなって以降、たった一人で図書館を切り盛りしていた。 シュバルツ&ヴァイス CV:& TVアニメ化決定以降のドラマCD 昔の王族が造り上げた貴族院の図書館管理用魔道具。 見た目は服を着た大きなシュミル(ウサギ)。 魔力切れで長らく機能停止していたが、ローゼマインのダダ漏れ祝福で突如再起動したため、ローゼマインを主とし「ひめさま」と呼ぶ。 ハンネローレ CV: TVアニメ化決定以降のドラマCD 大領地ダンケルフェルガーの領主候補生。 何事にも間が悪いが、それが幸いしてローゼマインと友達になる。 見た目はおっとりしているが、武を尊ぶダンケルフェルガーの女としての素養は十分。 ローゼマインの作った恋物語の本が大好き。 図書館の図書委員も務める。 第五部 女神の化身 フェルディナンドがアーレンスバッハに行き、貴族院でマティアスから聞いた情報によって旧ヴェローニカ派の粛清が行われた。 そうした環境の中、ローゼマインは自分が安心して本が読めるようになるために、貴族院で神事等を行っていく。 ローゼマインはフェルディナンドのために、図書館の最奥の書庫から情報を引き出し、祠を回ることで、ツェントの資格を得る。 イラストは『』や『』で知られる椎名優が担当。 2019年7月1日からはTOジュニア文庫からも刊行が開始された。 紙・電子書籍両方で発売されており、2019年12月時点で シリーズ累計200万部を突破している。 同巻は、通常版の他にドラマCD同梱版が刊行される。 ドラマCDについては、単独のものと書籍に同梱されるものの2パターンで発売される。 またイメージフレーム社のライトノベルレーベルV Plusより書籍版第1巻の韓国語版が2016年8月に刊行された。 「このライトノベルがすごい! 」単行本・ノベルズ部門で2017年は第5位、2018年・2019年には第1位を獲得している。 本編と同じくイラストは椎名優氏が担当している。 巻数 副題 発売日(紙の書籍) 第1巻 貴族院外伝 一年生 2018年10月10日 短編集 WEB掲載の閑話やSS、第一部~第四部までの特典SSなど、今まで単行本に未収録の短編をまとめたもの。 巻数 副題 発売日(紙の書籍) 第1巻 短編集1 2019年10月10日 版 にて2015年10月30日15時より連載開始。 でも2年遅れで連載開始。 両サイトとも第一部は完結済み。 現在、第二部、第三部が同時進行で連載中。 作画は第一部、第二部が氏、第三部が氏が担当。 第1,2話+最新の2話を無料で読むことが出来るが、単行本発売記念等で無料閲覧機関が終了した作品が再び閲覧出来る様になる事もあるので、鈴華氏の投稿作品等をチェックされたし。 原作と同じTOブックスから紙・電子書籍両方で発売されている。 1」 2019年2月1日 第2巻 第三部 「領地に本を広げよう! 2」 2019年12月14日 ファンブック 巻数 副題 発売日(紙の書籍) 第1巻 本好きの下剋上ふぁんぶっく 2016年12月06日 第2巻 本好きの下剋上ふぁんぶっく2 2017年12月09日 第3巻 本好きの下剋上ふぁんぶっく3 2018年11月10日 第4巻 本好きの下剋上ふぁんぶっく4 2019年11月9日 TVアニメ 2019年3月8日、決定が発表され、併せて、メイン2名のキャストとスタッフ情報やティザーPVなどが一挙に解禁された。 同年6月6日、制作スタッフ、一部新キャスト発表と共に正式な放送時期がである事が判明した。 同年7月1日、新たなキービジュアルが公開され、そのビジュアルで描かれたキャラクターの内、4名のキャストが発表された。 併せて15秒の番宣CMも公開している。 、、他にて放送されたが、13話と(最終)14話に関しては2話連続1時間番組という形で放送された。 なお、放送局によっては2020年の年明け早々にまでずれ込んでしまったと言う所も存在する。 他、・を含む21ので配信。 映像ソフトは単巻のDVDとBlu-ray BOXという2パターンで発売された。 DVDの刊行ペースに関しては一般的なアニメ作品より非常に早く、第3話がWOWOWで放送された翌日に早くも第1巻が発売された。 Blu-ray BOXはDVD最終巻である第5巻と同日(2019年12月27日)発売されたのだが、これまた最終13・14話がWOWOWで放送された日の翌日であった。 第2シリーズの放送が予定されている。 5章 (外伝) 関連動画 関連イラスト 本作についてはpixivの他、にも多数のイラストが投稿されている。 また、新規イラストは作者の香月氏自らが活動報告でよく紹介している。

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本好きの下剋上

本好きの下剋上 完結

本好きの下剋上という作品が個人的に熱いです。 どーも自分です。 本記事の題材である本好きの下剋上という作品は、もともとは「小説になろう」で連載されている小説です。 で、それを原作として、ニコニコ静画で漫画版が連載されているわけです。 ネット上の創作物に触れている人なら「小説になろう」発と聞くと「異世界転生」モノだろ? と脊髄反射で眉をひそめる人がいるかもしれない。 確かにこの作品は「異世界転生」モノだよ。 でも面白いよ! 昨今乱発される「異世界転生」モノの中でも設定と物語のテーマ、展開において独自の地位を築き着実に人気を得ている作品のひとつと自信を持って言える。 原作小説自体も中二感満載で読みやすさを勘違いしたような軽薄な文体で雑文と紙一重のようなラノベとは一線を画している。 口語体の文章だけどウザさ控えめ。 といっても自分は基本漫画で読みたいので漫画で進んでいるところまでしか原作全てを読んでいるわけではないのだが、読みやすい文章と言える。 なろう系特有のウザさ(主人公・展開・文章表現)をあまり感じないのが良い。 ともすれば、「小説家になろう」に限らず、昨今の「異世界転生」というフォーマットに則っている作品というと、 「どうせ俺tueeeだろw」 「出世早すぎw」 「桃鉄かよw」 「ハーレム乙」 などとこれまたテンプレ的な反応を返されてしまうことが良くある。 それは偏見なのだが、テンプレ展開のツギハギ作品が多いのもまた事実。 しょうがないとも言えるが、しかし「本好きの下剋上」に関してはロクに読まれずそんなレッテルを貼られてしまうとしたら悲劇だ。 読みもしないで脳内の未読リストに入れてしまう人はもったいないと思う。 原作小説の良さはまた別の機会に譲るとして、まずはあらすじから、次に小説版を原作とした漫画版の良さを書いていこうと思う。 本好きの下剋上のあらすじ 主人公で卒業を控えた女子大生の本須麗乃(もとすうらの)は本をこよなく愛し、様々な本を読むことに幸せを感じていた。 しかしある日、地震によって降り注いできた本に誤って押し潰されてしまい、命を失ってしまう。 死の間際にあっても願うことは「生まれ変わっても本を読めますように」。 気づくと麗乃は小さな女の子になっており、病気に苦しんでいた。 身体を横たえていたのは粗末なベッド。 周りに見えるのは殺風景な部屋。 母らしき女性が心配そうな顔で部屋に入ってきて、麗乃を「マイン」と呼ぶ。 その瞬間、マインとしての記憶が麗乃の脳に流れ込み、麗乃の記憶と融合し、「母さん」と呼び返す麗乃。 「麗乃」から「マイン」になってしまった瞬間だった。 死んでしまい、転生したという事実よりも、まずは本を求めたマインは部屋を見回しても、立ち上がって家中を探しても本はおろか字すら存在しないことに絶望する。 街に出ると商品には値札がついている。 字の存在は確認できた。 そしてマインは、買い物中の母を商店で待たせてもらっている最中、棚の中に厳重に飾られていた本を発見する。 本の存在に喜ぶマインだったが、本があまりに高価な為試し読みはおろか触れさせてすらもらえない。 自分で本を作ることを思い立ち、持てる知識を総動員して資源も技術も乏しい中世ヨーロッパのような世界において、本を一から製作することに挑むのだった。 自分が考える本好きの下剋上の良さ 極端な「俺つえー」的な展開の少なさ。 まずはこれだ。 一番に挙げるとすればこれ。 実は、冒頭でちょいちょい異世界転生を腐す発言をしてはいるものの、 自分は「異世界転生」モノ好きです。 比較的。 「俺つえー」な展開もやられまくる主人公よりはスカッとするし、どんどん強くなったり出世していったりするから。 創作の世界の中くらいは無双して、チヤホヤされて、でも驕ることなく余裕をもっているから大概の人からは好かれる、みたいな完璧な主人公が活躍する話を楽しみたい時もあるんだよ。 大人には。 でもそれも程度問題で、ご都合主義と言えるレベルになっていくると話は違ってくる。 あまりに過ぎるとバカにされている気分になるんだわ。 大概よほどのことがない限りは一度読み始めた作品は我慢強く読み切るんだけど、ムカついてもう続きは読まない作品はある。 その点、本好きの下剋上は本をたくさん読んで身に着いた知識の範囲内で無双する。 例えば転生した中世ヨーロッパにも似た世界では文明度も中世で、当然シャンプーなんてものはなく、現代の人間から見たら男女ともに髪は現代にくらべると不衛生と言えた。 しかしその世界でマインはアボカドに似た植物の実を潰して油を採取し、それと薬草や塩を組み合わせてシャンプーを作る。 見事髪がつやつやになったマインは、美容と言う分野においてその世界では優位に立つことになる。 たびたび他の人の目を惹きつけ、印象を残す。 そして、後にその簡易シャンプーに有用性、商売のチャンスを見出した商人との交渉で、マインは目的である本作りの為の交渉の材料として簡易シャンプーを使うことになる。 進退窮まったら スキルでボーン 魔法でバーン 最終的には 固有スキルor魔法でバババーン みたいな展開じゃなく、地に足を着けた知識から生じたアイデアによる優位点で「なるほど、そうなるよな」という平和的な展開で無双する。 バトル以外での無双展開、「俺つえー」展開の作品もあるが、本好きの下剋上はとりわけ現代知識の活かし方が自然だと感じた。 もちろん膨大な量の本から得た知識からくる無双だから「そんな事知ってるのかよ」と突っ込むこともあるかもしれない。 その点、マインは、きちんと知らないものは知らないので少なくとも勝ちっ放しの展開は無い。 分からなくてもめげることなく、現代では普通だった事でも今は分からないからこれから頑張って見出していこうという前向きな姿勢がマリンにあるのも良い。 その最たるものは本を作るために必須の「紙」の存在で、作り方も何となく材料も道具も知っているけど、肝心の製造工程に関しては曖昧で、マインは探りながら紙作りに挑んでいく。 本好きの下剋上において「俺つえー」展開がバランスを欠くとどうなるか。 マインが紙の作り方の詳細を知っていて、紙作りに取り掛かってから数日で紙が完成。 紙が貴重な世界で製品も製法も売りまくる……、と、とんとん拍子に桃鉄的に資産を増やしていくのも悪くはないが、やはり苦労するところは苦労してもらった上で成功してくれた方が好き。 ちなみにマインは体も極端に弱いので、目標に向かって電車道、とはいかず、一歩進んで二歩下がる、ジリジリと目標に近づいていく過程も好き。 マインがかわいい。 その理由は作画の鈴華先生の絵がかわいいからとか、マインが小さい子供だからというばかりではない。 子供の容姿ではあるが中身は22歳の女性がアイデアの実現に喜び、実現したい理想と現実とのギャップに泣く素直な感情表現には好感が持てる。 とにかく本を読むことが好きというかもはや軽く狂人の域に達している。 知識を蓄えることが目的ではなく読むこと自体を求めているという意味で真の本好きと言えるだろう。 そしてその姿勢がずっと一貫しているので傍から見ていて面白い。 このページでは漫画版の感想を書いているのだが、漫画版では原作にあった部分が削られていたりするのでマインに焦点をあてる本項では少しだけ原作に触れておく。 ある程度成長するまで、気分悪くなる恐れがあります。 と一言断りを入れている。 自分としてはマインが不潔だと判断した家族から触れられることすら嫌がることはそんなにおかしなことではないと思うんだけど、文句を言う人がいるということなのだろう。 そりゃ間違いなく家族だというマインとしての意識もあるけど、麗乃からしてみれば対面して間もない他人同然の人たちでもあるというのに。 人間的で、リアルな反応だと思うんだけど、それが漫画版では若干マイルドな表現になっていたり、あるいは全く削られてしまっていたりするのが惜しい気もする。 まぁとにかく基本的に善人ではあるけど聖人君子ではない、どこにでもいる人みたいな人物だと思う。 キャラ立ちしているのはとにかく本好きな部分。 欲望がはっきりしているキャラクターは面白い。 例えその欲望の対象があまり公序良俗に沿わないものであっても求めてやまない姿には読み手に対して何かしらの印象を与える。 キャラ自体の人格がおかしくなければそれは好印象になりやすいと思う。 リアリティを以って中世ヨーロッパあたりの世界における生活を描いている。 本須麗乃の転生先となったマインの世界は現実世界との違いとして魔法が存在しているが、それ以外は中世ヨーロッパに似た文化及び文明度だ。 日常生活で不衛生な様子も描かれているし(といっても控えめだが)、身分の違いなども描かれる。 中世ヨーロッパの不衛生さなどを知ってガッカリした経験がある人は多いと思うが、原作者の香月美夜先生もそうなんじゃないかと思わせるくらい本好きの下剋上の中で衛生環境の悪さなどについての描写がある。 まだ原作ストックはたくさんある 現在連載されている漫画は既刊4巻で第1部のようやく4分の3程度。 おそらく5巻で1部が修了するのではないか。 乱暴な計算だが、仮に1部が5巻の配分で進むように調整されているとして、現在原作は第5部まで書かれているので巻数は25巻になる。 しかし、4部と5部は1部に比べると話数が多いので実際に必要な巻数はもっと多くなるだろう。 まだまだ続く物語にワクワクを抑え切れない。 本好きの下剋上は今後も目が離せない作品だ。

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