ムコダイン 250。 ムコダインって、痰の薬ですよねぇ?

去痰剤 ムコダインと同じ成分の市販薬

ムコダイン 250

ムコダイン(カルボシステイン)の作用メカニズム ムコダインの有効成分カルボシステインは 線毛運動を促進することによって鼻水が鼻の奥の方や副鼻腔にたまらないようにする効果があります。 線毛とは鼻の表面に存在する小さな毛のことです。 この線毛は実は動いており、その動きで外部から入ってきたホコリや細菌などの異物を鼻水と一緒に外側へ排出しようとします。 つまり、ムコダインの服用で鼻の奥の方にたまった鼻水も排出されやすくなるのです。 鼻水が出て困っているのでなぜ鼻水を出そうとするのか? 鼻水が出て困っているのに、ムコダインを飲んで鼻水を出しやすくする、というのはなんだか矛盾しているような気がしますよね。 しかしこれは間違いではありません。 ムコダインは鼻水ができる量を増やすわけではありません。 既に鼻の中に存在する鼻水を出しやすくして、鼻の中をすっきりさせる薬なのです。 ではなぜ鼻水を外へ出す必要があるのか、という話ですが、それは鼻水が鼻の奥にたまってしまうことによって、 中耳炎や 副鼻腔炎になってしまうリスクが高まるためです。 鼻水がたまると副鼻腔炎や中耳炎になりやすくなる 鼻水はそもそも鼻に侵入したホコリや花粉、細菌といった異物を排出するために出てくるわけです。 鼻水の中には細菌やウイルスが存在する可能性は高いです。 もしこれが鼻の奥でたまってしまうと、細菌やウイルスが増殖してしまいます。 すると鼻の奥で炎症が起こってしまいます。 鼻の奥の副鼻腔という部分で炎症が起こった状態が副鼻腔炎です。 また、耳管(鼻と耳の通路)が鼻水でふさがれてしまうと、中耳に細菌やウイルスがたまったり、中耳からしみ出た浸出液が鼻の方へ排出されにくくなります。 これが原因で中耳に炎症が起こると中耳炎になってしまいます。 ムコダイン(カルボシステイン)だけでは鼻水が止まらなくて困る場合の対処法 子供の場合は鼻水の薬として、ムコダインだけしか出ないことも多いです。 ムコダインは鼻水を出しやすくする薬であって、鼻水ができるのを抑える薬ではありません。 ムコダインを1週間から2週間程度飲んで鼻水が止まらない場合は医師に相談してみてもいいかもしれません。 鼻水を止める薬が場合によっては出ることもあります。 鼻水と止める薬としてよく用いられるのはアレロック、アレグラ、ジルテックなどの 抗ヒスタミン剤です。 鼻水を止める薬があるなら最初から出してくれればいいじゃないか、と思う人も多いでしょうがそれには理由があります。 なぜ子供には鼻水を止める薬をすぐ出してくれないのか? 感染症からくる鼻水の場合は一時的で薬を飲まなくてもいずれ止まるから 子供は免疫機能が大人に比べると劣るため、感染症を起こしやすいです。 感染症からくる鼻水の場合は、その感染症が治れば鼻水の症状がおさまります。 ですからわざわざ鼻水を止める薬を飲む必要は必ずしもないのです。 抗ヒスタミン剤を飲むことによるデメリットがある 鼻水を止める薬として抗ヒスタミン剤のアレロック、アレグラ、ジルテックなどがよく使用されます。 ただこれらの薬を使うことによるデメリットも存在します。 まず、抗ヒスタミン剤は脳に作用して けいれんを起こしやすくすることがあります。 子供の場合は特に脳が未発達の状態なので、抗ヒスタミン剤の影響でけいれんを起こしやすいです。 熱が出た時には特に熱性けいれんの発症にも影響する恐れがあるため、特に1歳ごろまでは抗ヒスタミン剤の使用を嫌がる医師もいます。 特に小児科医は熱性けいれんの子供に出くわすことも多いので、そのあたりのリスク管理を徹底している場合が多く、小さな抗ヒスタミン剤を処方する頻度は少ない傾向にあります。 その他、 眠気が出やすくなったり、 インペアードパフォーマンスといって日中活動時の集中力の低下などが見られたりすることもあります。 ただ眠気が出ることは子供のご両親にとっては好都合かもしれませんね。 こういった理由からすぐに抗ヒスタミン剤を使用して鼻水を抑えずに、副鼻腔炎や中耳炎に移行しないようにムコダインで鼻水がたまらないようにだけして様子を見ることも多いのです。 まとめ ムコダインは鼻水を外へ排出しやすくして、副鼻腔炎や中耳炎にならないようにする役割があります。 直接鼻水の症状を抑えるわけではありませんが、より重大な病気にならないようにしてくれるのです。 ムコダインの副作用発現頻度は沢山ある薬の中でも最も低い部類に属するため、使用することにデメリットは特にありません。 アレルギー性鼻炎だから鼻水を止めたいわけでムコダインは必要ないと考える方も多いでしょうが、飲むことにメリットしかほぼないのでムコダインは積極的に使用することをおすすめします。 特に中耳炎や青鼻になりやすい傾向の子供の場合はムコダインをより積極的に使用するといいでしょう。 関連ページ アレルギー性鼻炎は小さな子供でも起こりうるアレルギー性疾患で、むしろ近年患者数が増加傾向です。 小さな子供の場合アレルギー性鼻炎を放置すると副鼻腔炎や中耳炎を合併するリスクが高まるため、積極的な治療が推奨されます。 通年性アレルギー性鼻炎は、ダニ、ハウスダストなど年中存在するアレルゲンが原因となって引き起こされるアレルギー性鼻炎です。 薬による治療は特に鼻水が白く濁り、または色がついた場合に重点的に行いましましょう。 また鼻水をすすらないようにしましょう。 季節性アレルギー性鼻炎はある特定の季節に限定して鼻炎症状が現れるアレルギー性鼻炎のことで、代表格は花粉症です。 花粉症の場合は花粉飛散が始まる時期の1〜2週間前から前もってアレルギーの薬を使用しておくと症状が軽く済みます。 抗ヒスタミン薬はアレルギー性鼻炎の代表的治療薬です。 すでに起こっている鼻炎症状を抑えるだけでなく、鼻炎を予防する効果もあります。 代表的な副作用は眠気、口の渇き、インペアードパフォーマンスが挙げられます。

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上條信二, L-カルボシステインシロップ5%の生物学的同等性試験 社内資料. 安岡 劭,他, 気管支学, 8 3 , 312, 1986. Ishibashi,Y. ,et al. , Eur. Pharmacol. , 487, 7, 2004. Miskovits,G. ,et al. , Forum. Ser. Soc. Med. , 5, 1, 1982. Sueyoshi,S. ,et al. , Int. Arch. Allergy Immunol. , 134, 273, 2004. 石橋祐二,他, 日本呼吸器学会雑誌, 39, 17, 2001. Ishii,Y. ,et al. , Eur. Pharmacol. , 449, 183, 2002. 荻原正雄,他, 気管支学, 4 3 , 235, 1982. 間島雄一,他, 耳鼻臨床, 80, 1313, 1987. 前山拓夫,他, 耳鼻咽喉科展望, 29, 447, 1986. 大橋淑宏,他, 日本耳鼻咽喉科学会会報, 88, 1056, 1985. 三谷幸恵,他, 耳鼻咽喉科展望, 39, 69, 1996. 大橋淑宏,他, 日本耳鼻咽喉科学会会報, 88, 1051, 1985. 大橋淑宏,他, 日本耳鼻咽喉科学会会報, 91, 71, 1988. 太神尚士,他, 耳鼻咽喉科免疫アレルギー, 19, 158, 2001 作業情報.

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ムコダイン(カルボシステイン)はアレルギー性鼻炎の治療に有効なのか?|母子のための病気の教科書

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薬を使用後に体調に変化があらわれた場合は医師に相談してください。 ・肝障害がある方は肝機能が悪化する場合があります。 ・心障害のある方は、服用により悪影響を及ぼしたとの報告がありますのでご注意ください。 妊娠の有無を必ず医師に伝えてください。 医師の処方のとおりに使用してください。 飲み合わせ・食べ合わせの注意 ムコダインとの飲み合わせに注意が必要な薬は基本的にありません。 他の薬と一緒に使用することができます。 ムコダインとよく一緒に処方される薬として、解熱鎮痛剤のロキソニンやカロナール、喉の炎症を抑えるトランサミン、腫れを抑えるエンピナース、咳止め薬のメジコンやアスベリンなどがありますが、風邪の症状に対してよく使われる組み合わされる薬なので併用に問題はありません。 また、市販の風邪薬との併用にも特に問題はありません。 効果時間 血中での薬の濃度が最も高くなるのは、服用してからおよそ2. 2~2. 3時間後です。 血中での薬の濃度が半分になる時間は、服用してからおよそ1. 6時間後です。 薬効・薬理 ムコダインには、痰の粘りの原因となる物質を抑える作用があります。 また、異物を外に出す気道粘膜の作用などから、痰を出しやすくサラサラにし、絡まる痰や咳の改善に効果が期待できます。 また、副鼻腔における粘膜を修復する作用があり、病原菌などの異物を除去する作用を改善し、溜まった膿を外に出しやすくして粘膜の正常な働きを回復させ、つまった鼻水などを出しやすくすることで症状を改善します。

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