高瀬アナの朝ドラ送り 檜山予報士は「泣いてます」も和久田アナは…/芸能/デイリースポーツ online
「リーチさん？」「そうでございます」 2019年のハロウィーン、10月31日放送のNHK「おはよう日本」7時台。 14分頃に登場した山神さんはややグレーっぽい落ち着いた調子のコート様のものを着込み、淡々と気象情報を伝えた。 そして次の登場は33分過ぎ。 カメラは空を映し、声だけの山神さんが31日の気温情報などを読み上げている。 カメラが映し出す画面がゆっくりと地上に移動するなか、「今日はハロウィーンですね」「私も大活躍のあの人になってきました」と、画面左から、ひょこっとラグビー・ワールドカップ（W杯）日本代表の「桜ジャージー」姿の山神さんが登場。 ラグビーボールも手にしている。 もっとも、先に紹介したような「仮装」をしており、顔を見ただけでは山神さんとは分からない。 スタジオの高瀬耕造アナに呼びかけ、 「高瀬さん、誰だか分かりますか？」 と質問。 画面右下ワイプに映る高瀬アナは 「そうきましたかぁ... 」 と下を向いて苦笑しながら、 「リーチさん？」 すると山神さんは 「そうでございます」 と満足そうに回答。 高瀬アナは「正解」ながらも、 「申し訳なくて... その言葉（リーチさん）を口にするのが... 」 と恐縮していた。 そんな高瀬アナを励ますかのように、山神さんは 「高瀬さんにトライ」 とラグビーボールを両手で体の前に突き出してみせた。 スタジオ陣からの反応は特になく、1秒未満ながらも微妙な間（ま）があった後、山神さんは 「...... ハイっ。 私はラグビーが好きでして... 」 と、着用しているジャージーもボールも自宅から持ってきたと明かした。 和久田アナ「山神あかリーチさん」 この格好をしたのは、11月1日と2日にあるラグビーW杯の準決勝と決勝の各会場の天気を伝えたかったからだそうで、無事この目的も果たした。 最後は、スタジオ陣の気象予報士、檜山靖洋さんに向けて、 「檜山さんにトライ」 と締めくくった。 スタジオでは、中央に表示されている大きな日本（天気）地図をはさんで向かって左に檜山さん、右にMCの和久田麻由子アナ。 和久田アナは両手を体の前で軽く合わせたまま、 「山神あかリーチさん」 と、つぶやくように発話。 それ以上のコメントはなかった。 檜山さんは「... ですね」と微妙な笑顔を浮かべながら気象解説を始めた。 こうしたやりとりが放送されると、ツイッターには 「山神さんの仮装の勇気に拍手」 「愉快な方だとは思っていましたが、ここまでとは！ますます好きになりました」 「山神さん攻めるなw」 「あまりの本気ぶりに吹いた」 といった反応が相次いでいた。 ツイッター反応にもあるように、確かに山神さんはこれまでにも、ちょっとしたコスプレを披露することはあった。 8月には、簡単なつくりのお面や装着道具を身につけ、「セミ」になりきったこともあった。 山神さんの所属会社サイトなどによると、「おはよう日本」の気象情報担当を18年4月から務めている。 16年には防災士の資格も取得。 学生時代は関西地区で過ごし、大学卒業後は「東京の小学校で教諭」をしていた。 ところで山神さんに対しては以前から、ツイッターで 「（略）山神さんの声。 サラサラしていて耳に心地よくて大好き」（5月） 「山神さんがとても癒し」（3月） といった応援する声が寄せられていた。 目につくのは、幼い子供の反応ぶりで、 「うちの息子（10カ月）は、（略）山神さんの声が聞こえると真剣に聞き入るのだが、どういうわけなんだろうか」（5月） 「うちの1歳2か月児、（略）山神さんのファンで（略）声でテレビに駆け寄り、『おはようございます』にお辞儀を返すほど」（18年9月） といった報告も寄せられている。 今回の「山神あかリーチ」に対する、幼いファンの反応ぶりのツイッターでの報告は、放送当日夕現在、特段確認できていない。
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