銀行融資 審査。 銀行融資の審査基準と融資条件とは|中小企業の銀行融資条件を理解する

銀行の融資の審査期間って大体どれくらい?元銀行員が回答!

銀行融資 審査

もくじ• 法人融資の主な4つの種類とは 単に法人融資といっても、その数は膨大であり、また金利設定や審査方法も異なるものです。 そういった中で闇雲に探すのでは、時間も労力も無駄にし兼ねません。 まずは法人融資の種類を把握し、自身の事業の規模や状態に合ったものを選択する必要があるでしょう。 とはいっても、その種類は大きく4種類のみとなりますので、最初の段階でそれぞれの融資の特徴を把握し、候補を絞っていくことをおすすめします。 では早速みていきましょう。 たとえば設立したての場合では、事業実績もないため銀行からの法人融資はむずかしい傾向にあります。 しかし日本政策金融公庫では、設立したての企業であっても融資が可能な「新創業融資制度」というものがあります。 もちろん一定の条件こそありますが、その条件さえクリアしてしまえば、担保や保証人の用意は原則として必要ありません。 また、低金利であることもこの融資制度の特徴でしょう。 もし、条件や審査書類について不安のある方は、電話相談が可能な「」や、対面相談が可能な「」を利用してみても良いかもしれません。 また日本政策金融公庫の融資については、以下の記事でわかりやすく紹介していますので、一度目を通してみましょう。 この融資は、低金利であることはもちろん、 融資金額に 限度額がありません。 そのため、法人経営をする多くの方が、この融資を希望することも確かです。 しかし銀行側からしてみれば、契約者が返済不能となるような貸し倒れの可能性も含んでいるため、大きなリスクを背負うこととなります。 そういった背景から、初めて取引する企業に対して、銀行側はプロパー融資を極力避け、次の項で紹介する 「 保証付融資」を勧めることが大半でしょう。 またプロパー融資の審査では、法人への審査項目も多く、また厳しいのも特徴です。 さらに期間についても、 1ヶ月~3ヶ月と状況によっては長期にわたることさえあります。 そのため、プロパー融資は信用の確立された、規模が 大きめの法人企業に向いているといえるでしょう。 これは、 信用保証協会を保証人に立てることで、銀行側のリスクを減らし、法人融資を受けやすくするものとなります。 より具体的にいうと、契約者の返済が厳しくなった際に、信用保証協会が契約者に代わって銀行に対し返済を行うということです。 もちろんその後は、 信用保証協会に対し 返済していく形となります。 注意 また保証をしてもらっている対価として、 毎年 数万円~数十万円の信用保証料が発生することも併せて覚えておくようにしましょう。 ノンバンク融資は利息が他の法人融資と比較しても、 高めに設定されているのがまず特徴として挙げられるでしょう。 しかしその反面、審査については他の法人融資と比較しても通りやすく、担保も特に必要ありません。 審査スピードについても、早いところでは 最短 即日に融資を実施してくれるケースもあります。 時間に余裕がない場合や、赤字経営で審査が不安な法人にとって、ノンバンク融資は心強い味方となってくれるでしょう。 各法人融資の特徴一覧 これまでに紹介してきた4つの法人融資について、ここでは表でまとめておきます。 それぞれの特徴が簡単に比較できますので、各法人融資の説明と併せて参考にし、どの法人融資を検討するのか絞り込んでしまいましょう。 日本政策 金融公庫 プロパー融資 保証付融資 ノンバンク融資 金利(実質年率) 約0. 3~2. その審査の判断材料として、書類を提出するわけですが、個人とは異なりその数は膨大となるでしょう。 ただし、どこに融資をお願いするかによっても、審査に必要な書類は異なるものです。 ここではそれぞれの法人融資において、主に必要となるものを紹介していきます。 日本政策金融公庫融資で必要なもの まず日本政策金融公庫の法人融資についてですが、ここでは中小企業で既に長年にわたり事業を行っている方も想定し、2種類にわけて法人融資で主に必要となるものについて紹介しておきます。 日本政策金融公庫の法人融資で必要なもの 設立間もない企業 事業年数の長い中小企業 ・ 借入申込書 ・ 創業計画書 ・ 履歴事項全部証明書(登記簿謄本) ・ 身分を証明できるもの (運転免許証、パスポートなど) ・ 事業実態が確認できるもの (会社案内、製品カタログなど) ・ 履歴事項全部証明書(登記簿謄本) ・ 直近3期分の決算書と税務申告書 ・ 納税証明書 ・ 担保の内容がわかるもの (登記事項証明書など) 銀行融資で必要なもの 銀行の融資では、主に以下に挙げる書類の提出を求められることが多いでしょう。 また銀行や事業の状態によっても、提出すべき書類は異なってくるものです。 そのため、銀行でプロパー融資や保証付融資を受ける際には、しっかりと担当者に確認する必要があるでしょう。 銀行の法人融資で必要なもの ・ 借入申込書 ・ 事業実態が確認できるもの (会社案内、製品カタログなど) ・ 履歴事項全部証明書(登記簿謄本) ・ 直近3期分の決算書と税務申告書 ・ 納税証明書 ・ 印鑑証明書 ・ 事業計画書 ・ 資金繰り表 ・ 借入状況の一覧表 ・ 身分を証明できるもの (運転免許証、パスポートなど) 決算月から 4ヶ月以上経過している場合は、 試算表についても追加で提出を求められることもあります。 赤字補填のために融資を検討している場合では、 経営改善計画書が必要になることもあるでしょう。 また、保証付融資の場合では、上表のような 提出書類を 2通ずつ用意し、銀行と信用保証協会のそれぞれに提出します。 ノンバンク融資で必要なもの ノンバンク融資の場合は、他の法人融資とは異なり、必要書類は少量で済みます。 ノンバンク融資も金融機関によって提出書類は異なってきますので、各公式HPで確認することを忘れないようにしましょう。 ノンバンクの法人融資で必要なもの ・ 履歴事項全部証明書(登記簿謄本) ・ 納税証明書 ・ 決算書 ・ 確定申告書 ・ 事業計画書(業歴が短い場合) ・ 収支計画書(業歴が短い場合) ・ 身分を証明できるもの (運転免許証、パスポートなど) 法人融資の審査基準とは 各法人融資の種類について紹介した際に、それぞれの審査の通りやすさについても触れました。 そこで気になることは、 現実離れした数字ではないか なども確認されます。 これは経理の感覚として、法人代表者にその素質があるのかを見ているともいえるでしょう。 それ以外にも法人代表者は、事業に対し熱意があるかも見られていることも忘れてはいけません。 また提供するサービスについては、他社との差別化ができているのかも、審査をする上での判断材料となります。 銀行融資の審査基準 銀行の融資審査では、企業審査というものを行います。 これは銀行から見た際に、その企業がどの程度信用できるのかを判断するもので、「信用格付」とも呼ばれています。 この信用格付で高いランクに位置していればいるほど融資は受けやすくなり、企業側は銀行から融資を受けるために、このランクを上げていく必要があるでしょう。 具体的な中身については以下の内容となり、 決算書や実績を主に審査していきます。 企業の安定性はどの程度あるか• 融資後に売上げを拡大できるのか• 現在まで収益はどの程度確保できているのか• 返済能力がその企業に十分にあるのか またそれ以外にも、法人の代表者の経営能力や従業員のスキル、企業ブランドの価値についても、信用格付では確認されるでしょう。 こういった背景から、設立したての企業や信用力がまだ確立できていない小さな企業にとっての銀行融資は、どうしても高い壁となってしまうのです。 銀行の信用格付けによって、融資実施の際の金利も決定されます。 具体的にどういった形で決定されるのかについては、以下の記事を参考にしてみましょう。 ノンバンク融資の審査基準 ノンバンク融資は、たとえ赤字経営だった場合であっても融資審査に通る可能性があり、他の法人融資の審査と比較しても、審査基準は低く設定されていることがほとんどです。 では、ノンバンク融資の審査で注目する点は何かというと、法人とその代表者の「 信用情報に キズがないか」という点となります。 また設立間もない企業では、 事業計画書や 収支計画書も入念に確認します。 そのため、そこに記載する数字や内容については、具体的かつ 現実的なものでなくてはなりません。 こういった書類は、手を抜かずしっかりと作成するようにしましょう。 法人融資の審査に通るためのコツとは 法人融資の審査に通りやすくするためには、いくつかコツが存在します。 またこれは、どの融資でも共通していえることなので、ここで紹介したことについては、特に徹底して行うようにしましょう。 では早速紹介していきます。 融資希望額は具体的に まずどこの金融機関も、融資金の使途がよくわからない状況下では、お金を貸すことに抵抗が出るものです。 そのため融資金を何に使い、いくら必要なのかについては、法人融資を申し込む前に細かく決めておく必要があるでしょう。 また、その計画が念入りに練られていない場合、 経理能力に欠ける人だというレッテルを貼られる可能性もあります。 そうなれば、当然ながら審査に通ることはむずかしくなるでしょう。 必ず、融資希望金額は具体的なものとしてください。 収入源と返済計画のアピール 金融機関はお金を貸している側ですから、融資金については完済してもらうことを当然の目的としているものです。 しかし、そのための返済計画がずさんなものでは、完済できるかの信用も得られることはありません。 融資を受けた結果、どのように利益を拡大し返済に充てていくのか、その計画は入念に立てるようにしましょう。 その際には、もちろん具体的な数字を入れることも忘れてはいけません。 資金繰り表などを上手に活用しながら、 担当者へ アピールすることが大切です。 また、事業以外での収入もある場合では、その 収入源について、なるべく 全て開示するようにしましょう。 その開示を行うことで、法人代表者に返済能力があるとして信用も得やすいので、良いアピール材料となります。 書類の徹底確認 法人融資の審査のために提出する書類は、何度かお伝えしているように、具体的な数字かつ現実的なものである必要があります。 ただし、それだけではなく、 数字の ズレや誤字脱字にも注意しなくてはなりません。 法人融資は、あくまでも信用の上に成り立つものです。 そういった一見細かいことであっても、信用を損ねる原因になることを理解しておきましょう。 またすべての書類において不備がない場合では、「経理の体制がしっかりしている」という良い印象を金融機関に与えることも可能です。 書類は不備なく迅速に提出しましょう。 法人融資はブラックだとしても審査に通るのか 法人の場合、融資に申込みをした際には、連帯保証人として代表者を指定するものです。 この代表者が、過去に長期間にわたる滞納や踏み倒しなどの金融事故を起こしているブラックの場合、 それでも法人融資の審査に通るのか という点が疑問になるでしょう。 ではその点について、早速みていきましょう。 法人融資で重要視するのは業績?代表者の信用度? 各金融機関はで法人融資の審査をする際に注目するのは、これまでに伝えてきた通り、両方となります。 どちらを重視するかと聞かれれば、それは企業の業績の方が重要視されます。 契約者は法人格であり代表者ではない というのも、あくまでも契約者は法人格であり、代表者ではありません。 代表者は法人格が支払いできなくなった際の、連帯保証人という立場でしかないため、企業の業績ほどは重要視されない傾向にあります。 そのため、代表者が過去に金融事故を起こしているブラックだったとしても、法人融資は通る可能性があるでしょう。 保証会社や担保がなければ基本的に融資はむずかしい ただし、担保を必要としてないプロパー融資では、ほぼ融資を受けることは無理となります。 企業として返済ができなくなった際に、金融事故を起こしている代表者(連帯保証人)が代わって返済できるのかという点で、大きな不安要素が残るためです。 ブラックでも法人融資を受けたいのなら、保証か担保が必要不可欠となるでしょう。 また大前提として、企業の業績が好調、もしくは将来性があるものに限ります。 ブラックなら保証か担保で有利に 法人融資の種類について紹介した際に、「信用保証協会を通す保証付融資」のことについて触れました。 この保証付き融資であれば、信用保証協会が保証人となってくれますので、金融機関側からしても信用度が高まります。 またそれ以外には、不動産を担保とする融資を検討してみても良いでしょう。 この場合は、返済不能となった際に不動産売却をして、融資金の回収ができるため、金融機関側も安心して融資を実施することができます。 ただし、不動産自体に価値がない場合は、担保として受け付けないケースもありますので、その点には注意が必要です。 詳しくは、以下の記事でも紹介していますので、価値ある不動産を持っている方は一度確認してみてもいいかもしれません。 審査の易しさや即日の法人融資を求めるならノンバンク 銀行や日本政策金融公庫からの融資が厳しい場合や、資金繰りの面で時間がない場合では、ノンバンク融資を選択することとなるでしょう。 そういった方のために、ここではおすすめのノンバンク融資について紹介しておきます。 ぜひ、検討材料としてお役立てください。 またノンバンクながらも、法人融資の上限額は幅広く対応しており、申し込みから融資までをオンライン完結できるのも、魅力のひとつとなります。 8% 保証人 不要 担保 不要 ノンバンク融資の中で比較しても、低金利に設定されているのが、このとなります。 また特徴的なのが、50~500万円まで6段階のコースが設けられており、融資金額が設定しやすい点でしょう。 それ以外にも、サービスが充実しているため、お金や収支バランスについての相談やオリックスグループの施設が優待価格で受けられるなど、経営者にとって嬉しい内容となっています。 借りない資金調達!資金調達プロのファクタリング 対象者 ・法人 ・個人事業主 融資までの期間 最短即日融資 融資額 100万~3億円 ファクタリング手数料 要問合せ 保証人 不要 担保 不要 まず、ファクタリングを知らない方のために簡単に説明すると、ファクタリング会社が企業側の売掛金を買取ることで、現金化できていない売上げを資金として提供するものとなります。 そのため、 ここに文章売掛金はあるが、現状手元にキャッシュがないために融資を検討している という方にとっては、最適の資金調達方法となるでしょう。 また、資金調達プロのファクタリングの特徴としては、提携事業者数がトップであり、24時間対応していることです。 実際にいくら資金調達できるのかについては、数問の質問に答えるだけですぐに結果がでますので、一度試してみるのも良いかもしれません。 法人融資を受けて事業を軌道に乗せよう ここまでで、法人融資の種類や審査を受けるにあたって必要な知識を紹介してきました。 法人融資の審査基準はそれぞれ異なりますが、事業規模に合わせた金融機関を選択すること、またここで紹介してきた審査を通すためのコツをしっかりと行うことで、融資は受けやすくなります。 また融資を受けた後は、気を抜かず事業を軌道に乗せることに専念をし、最大限の行動をしていきましょう。 法人融資は軌道に乗せるための第一歩となります。

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銀行融資の審査期間・諸条件とは?個人・法人別に詳細解説

銀行融資 審査

融資審査の返事が来ない。 その時に銀行内では何が起きているのか 銀行に融資を申し込んだものの、銀行からなかなか返事が来ず、やきもきした経験はないでしょうか。 資金を必要とする日が迫っているのに、銀行から返事が来ないと、不安になります。 返事が来ない状況で、あなたは銀行に対し、どう行動すべきでしょうか。 どう行動するか考えるにあたり、まず把握しておくべきことは、銀行内で融資の審査はどのように行われているかです。 銀行は、融資の審査を稟議の方法で行います。 企業から申込みを受けた担当者が稟議書を作成し、それが銀行内で回覧され、最終決裁者で、融資を行うかどうか決裁されます。 稟議書は、銀行内で以下の順番で回覧されます。 この場合、支店長の後、本部に稟議書が回覧されます。 このような稟議の方法での問題は、審査のための稟議書が何人にも回覧されるため、審査の最終決裁まで時間がかかる、ということです。 さらに、途中で回覧が滞れば、もっと時間がかかります。 私が銀行に勤めていて、得意先係であった時。 自分の担当企業から融資の申込みがあって稟議書を書いて回覧すると、私の上司であった得意先係長はすぐに次の人へ回覧してくれました。 融資係の平社員も、私と同じぐらい若手であったこともあり気を使ってくれて、すぐに回覧してくれました。 問題は、融資係長です。 稟議書が滞るのは、融資係長のところであることが多いです。 融資係長は、支店の中で最も念入りに審査を行わなければならない役職です。 そのため、融資係長のところで稟議書の内容をじっくり見られて審査されることが多く、ここで滞りがちです。 さらに、融資の申込みが多い繁忙期に稟議書が回覧されると、融資係長のところで稟議書の渋滞が起こってしまいます。 私も銀行員時代、融資係長の机の上に稟議書が山積みにされているのをよく見たものです。 しかし、このようなことは融資を申し込んだ企業には関係ありません。 返事が来ず「まだか、まだか」と、やきもきしてしまいます。 融資審査の返事が来ない時、あなたは銀行に対しどう行動すべきか 銀行から審査の返事が来ない時、どうしたらよいでしょうか。 最も良い方法はシンプルです。 あなたが 融資を申込んだ担当者をせきたてることです。 「先日申し込んだ融資、返事をなかなかいただけないですが、その後どうなりましたか?」とせきたてます。 そして、 いつまでに審査の返事がほしいと、期限を決めます。 こうすると、せきたてられた担当者に、返事を早くしなければならない、と焦りの気持ちが芽生えます。 担当者は稟議書が今、どこまで回覧されているか支店内で探します。 どこかで滞っていれば担当者はその人に、すぐに稟議書を回覧してくれるよう頼むことでしょう。 しかし、担当者はいやなものです。 滞っている人に逆にいやな顔をされるかもしれません。 「オレは忙しいんだ。 」というような顔をされるかもしれません。 そのようなことがありながらも、稟議書はスピードを上げて回覧されていくことでしょう。 あなたから「その後どうなりましたか?」とせきたてられた担当者は、稟議書の行方が気になって仕方なくなります。 その担当者は「さっさと支店長(もしくは本部)まで稟議書が回覧されて、早く融資の結論を出してほしい。 」と祈るような気持ちになります。 銀行から融資審査の返事が来ない時にやってはならないこと 担当者をせきたてたとしても、 あなたは決して、返事が来ないことで担当者にきつく怒ってはいけません。 担当者は一日でも早く審査の結果が出てほしい、そしてなるべくなら審査が通ってほしい、と動いてくれているからです。 そのような状況で、あなたからきつく怒られてしまうと、担当者はあなたの会社に対しての気持ちが冷めてしまうことにもなりかねません。 審査を通そうという気持ちが薄れてしまうかもしれません。 その後も、担当者はあなたの会社に近づこうとしなくなるかもしれません。 銀行から審査の返事がなかなか来ない時は、怒ることを避けながらも、担当者をせきたてて、また審査の返事の期限を決めるようにしてください。

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銀行融資の審査基準

銀行融資 審査

事業資金の審査期間について まずは、当サイトは事業資金調達. jpで、事業資金について主にお伝えしていますので、事業資金を銀行が融資する際の審査期間についてお伝えさせていただきます。 銀行の事業資金に関する審査を行うセクションは大きく分けて3種類あります。 信用保証協会、申し込みをした銀行の支店長、銀行の本部の融資審査セクションの3つです。 信用保証協会の審査期間は1ヶ月前後 私が勤務していた銀行での話です。 おそらく多くの地方銀行は同じ考え方をしているはずですので御参考になるかと思います。 まず、新規創業資金などこれから起業したばかりや起業するかどうかというタイミングの企業に融資をする場合、信用保証協会の保証が下りた企業や個人事業主にしか貸出を行いませんでした。 この信用保証協会とは中小企業や個人事業主が金融機関から事業資金の融資を受ける際、「公的な保証人」となってくれる公的な機関のことです。 銀行の立場で言うと、新規創業の会社にお金を融資するのは非常にリスクが伴います。 この信用保証協会が債務者の保証人となってくれることで、仮にお金を債務者が返せなくなった場合に、信用保証協会から代わりにお金を返してもらえますので、安心して貸出ができるのです。 信用保証協会から「この債務者の保証をしてもいい」というお墨付きをもらえたら、銀行としては「協会(信用保証協会の略)の保証が下りたら貸してもOK」と判断します。 この信用保証協会の審査の期間は私の経験上では1ヶ月くらいでした。 そのため、今審査中の方で仮に信用保証協会付の融資である場合は、申し込みから1ヶ月程度経過した段階で何も連絡がなければ、銀行担当者に連絡することをおすすめします。 ちなみに、信用保証協会の申し込み書は結構細かいので、書類に不備がある場合は審査に無駄な時間がかかってしまいます。 これはその企業の業績や事業計画書には無関係な部分です。 もし、御社の銀行担当者が融資業務の経験が浅い場合は、要注意してください(私も最初に信用保証協会付融資の申し込みを受け付けた時は結構時間がかかってしまいました・・・)。 少し話が融資の審査期間からは逸れますが、お伝えしておきたいことがあります。 実は、信用保証協会付の融資はどこの銀行に融資相談をしても基本的に結果は同じです。 何故なら信用保証協会がOKと言えば融資は可決され、信用保証協会がNOと言えば融資は否決になるからです。 半年ほど前、起業したばかりのN社長に質問を受けました。 いつかは〇〇銀行から借入出来るようになりたいんですよね。 どうすればいいんでしょうか?」 「それって信用保証協会付の融資だったんですか?」と私。 N社長「そうです」 私「実は信用保証協会付の融資の場合ってどこの銀行で借入をしても審査の基準って変わらないんですよ。 何故なら、審査をする部署は銀行内ではなくて信用保証協会の審査セクションなので」 N社長「そうだったんですか!それなら最初から〇〇銀行(審査が厳しいイメージがある銀行)から借入すれば良かった」 以上のような話をしたことがあります。 信用保証協会付の融資を申し込む場合はどこの銀行でも変わりませんので、付き合いをしていきたい銀行に借入申し込みしてみてくださいという話でした(本題から逸れた話なのに長くなりますぎました・・・) 2. 銀行の支店長が決裁者の場合の融資期間について 信用保証協会付の融資ではない場合は申し込んだ銀行からの審査を受けます。 実は、銀行の支店長にも幾らまでなら支店長の権限で資金を貸して良いと決まっています。 その支店が大きな規模(私が勤務していた銀行ではその地域を管轄する人数50名前後の規模の支店を「ブロック店」という言い方をしていました)のお店になればなるほど、その支店長の権限で貸し出せるお金の上限額は大きくなり3億円程度までは貸出が出来たりします。 逆に、人数10名前後の支店になれば3億円の貸出を支店長の権限では出来ません。 金額でいうと50百万円前後だったように記憶しています。 このように、銀行の支店長が決裁する場合は、本部の審査セクションが審査するような案件と比較して融資の審査期間は短くなります。 その支店の業務量や支店長の判断に左右されますが、概ね2週間前後です。 とてもスピード感がある融資担当者と支店長であればもう少し早くなる可能性もありますが、資金が必要になる2週間以上前に申し込むことをオススメします。 銀行の審査セクションの場合は3週間程度 銀行の本部にある審査セクションで決裁される案件であれば3週間程度の審査期間を要します。 この案件は先程お伝えした支店長の権限を超える金額の場合です。 他にも格付け(銀行は融資先企業のランク付けを行い「格付け」をつけます。 ちょっと失礼な話なのかもしれません)がそこまで高くない企業であれば必ず本部の決裁が必要というルールがあります。 本部の審査セクションにも様々な担当者がいますが、やはり書類について細かい指示を支店担当者に出してくる人や結構ゆるい担当者など様々です。 ただしやはり審査の目が支店長決裁が出来る案件と比較して多くなりますので、その分時間がかかってしまいます。 これからお金を借りる方が「本部への決裁が必要な案件なのかどうか」を知る方法は、担当者によるかと思います。 「本部への決裁が必要です」と教えてくれる担当者もいればそうでない担当者もいます。 いずれにしても融資を申し込んでから1ヶ月間音沙汰がなければ進捗確認をした方が良いでしょう。 住宅ローンの審査期間について 続いて住宅ローンの審査期間についてお伝えします。 銀行にもよりますが、私が勤務していた銀行や他の競合銀行も住宅ローンについては「仮審査」と「本審査」の2本立てで審査を行っていました。 そもそも審査を行う部署は銀行とは別会社の可能性が高いです。 〇〇銀行であれば「〇〇保証」というグループ会社がその審査を行っているケースが多いです。 仮に住宅ローンを借入した方がお金が返せなくなった場合、その銀行本体ではなく借り入れた方の保証人となる保証会社がお金を返すという仕組みでした。 多くの銀行がこのような保証会社を活用しています。 話が逸れましたが、「仮審査」は3日前後で可決か否決かが決まります。 多くの書類が必要となる「本審査」は申し込みから1週間前後でかかりますので、仮審査と本審査を合わせて2週間程度で住宅ローンが借りられるかどうか判明します。 カードローン・クレジットカードの審査期間 最後に、カードローンやクレジットカードの審査期間についてお伝えします。 期間は概ね3日前後です。 もし信用情報機関でブラックリスト入りしているような場合(破産など)は先程ご説明した住宅ローンも同様ですが、審査が否決になる可能性が極めて高いでしょう。 まとめ 今回、 銀行の融資に関する審査期間について事業資金・住宅ローン・カードローンまたはクレジットカードの3つに分類してご説明しました。 「なかなか銀行の審査が遅くて・・・」と悩まれている事業主の方や経理担当の方にとってお役に立てたら幸いです。 最後までお読み頂きましてありがとうございました。

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