ポリフェノール 効果。 黒にんにくに含まれるポリフェノールの効果とは

ポリフェノール

ポリフェノール 効果

ポリフェノールってどんなもの ポリフェノールは、ほとんどの植物に含まれる成分です。 光合成によって作られ植物の色素や苦味・渋味のもとがポリフェノール。 また、ポリフェノールは植物の細胞の生成や活性化を助ける役割を持っています。 そもそもポリフェノールとは単一の成分のことではなく、複数のフェノール性ヒドロキシ基からなる成分の総称です。 ポリ たくさんの フェノールという名前もそこから来ています。 ポリフェノールは単一成分ではない。 有名なものではお茶の渋みの成分であるカテキンや、ブルーベリーの色素のアントシアニン、大豆製品に含まれるイソフラボンなどがあります。 これらはポリフェノールの中のフラボノイドというカテゴリに分類される成分です。 ポリフェノールは5000種以上ある。 ポリフェノールの効果とは ポリフェノールは様々な種類があるため、その作用も多様です。 カテキンには抗菌作用があることが知られていますし、イソフラボンはその働きが女性のアンチエイジングに寄与すると考えられています。 カテキンには抗酸化作用• イソフラボンにはアンチエイジングの作用 様々な効果があるポリフェノールですが代表的な作用としては抗酸化作用が挙げられます。 抗酸化作用は、ほぼ全てのポリフェノールが共通して持っています。 ポリフェノールが健康に良いと言われるようになったきっかけもこの抗酸化作用にあります。 大半のポリフェノールには抗酸化作用がある そのきっかけとは フレンチパラドックスと呼ばれる説です。 フランスでは他国に比べ肉や脂肪の多い食事を摂っているのに心臓病での死亡率は他国より低く、その理由が日常的に飲まれている赤ワインに含まれるポリフェノールの抗酸化作用にあるという説です。 日本でも赤ワインブームを起こし、ポリフェノールが広く知られるきっかけになりました。 抗酸化作用とは 抗酸化作用とは体の酸化を防ぐ作用のことです。 体の酸化は老化や病気の元となると考えられています。 体の酸化とは身体を構成する細胞が酸化しダメージを受けている状態を指します。 細胞が酸化によって傷つき正常な働きができなくなることが老化や病気の元になるわけです。 こうした酸化の原因としては活性酸素の存在があります。 酸化の原因は活性酸素にある。 活性酸素とは 活性酸素とは活性化している酸素、反応しやすい状態の酸素を指します。 物質は酸素と反応することで酸化されます。 つまり活性酸素とは周囲を酸化させやすい状態にある酸素のことです。 私達の体の中では取り込まれた酸素を利用する際に一部を活性酸素の状態に変えてから利用します。 具体的には白血球が捉えた細菌を殺す際に利用していると考えられています。 このように活性酸素は体の仕組みにおいて必要なものなのです。 しかし、過剰に存在するとマイナスにも働いてしまいます。 周囲と反応しやすいために正常な細胞まで酸化させ傷つけます。 こうした状態を「 酸化ストレスが高い」と表現します。 なぜ活性酸素が増えるのか? 体内の活性酸素が過剰になるのは外部からの刺激やストレスが原因です。 紫外線を浴びることで活性酸素が発生することが確認されてます。 また、激しい運動や精神的なストレスなど肉体や精神に掛かる負荷も影響すると考えられます。 紫外線• 激しい運動• ストレス それ以外の要因だと加齢です。 活性酸素は体内で発生するものです。 そのため体には同時に活性酸素の働きを抑える仕組みがあり、抗酸化酵素といった活性酸素を抑える物質が作られています。 しかし、年齢を重ねるごとに抗酸化酵素が作られる量は減少します。 その結果、相対的に活性酸素が増えてしまいます。 加齢 黒にんにくに含まれるポリフェノールの含有量 普通のにんにくと比較すると、黒にんにくの方が優れている部分があります。 そのひとつがポリフェノールの含有量です。 黒にんにくは熟成によってポリフェノールの量が数倍になります。 例えば、岡崎屋の場合は熟成前のにんにくが34mgなのに対し黒にんにくでは215mgと7倍近くに増えていることがわかります。 増加量は熟成方法によって左右される部分があるので抗酸化という観点で黒にんにくを選ぶのであれば、ポリフェノールの含有量もお店を選ぶポイントになるかもしれませんね。 単純に量だけで見るならば黒にんにくよりポリフェノールを多く含んでいる食品はいくつかありますが、総合的な抗酸化力の高さでは引けを取らないと言えるでしょう。 まとめ 酸化ストレスは老化や病気の元と考えられています。 老化の例としては肌の細胞に影響しシミやシワの原因となったり、病気では生活習慣病、血圧や心臓病の一因と推察されています。 活性酸素の増加は日常生活を送る中で避けられません。 そのため抗酸化が大切になります。 ポリフェノールを摂ることは酸化ストレスを緩和する有効な手立てです。 しかし、 ポリフェノールの効果は長い時間持続するわけではないので、定期的に摂取することが必要です。 ポリフェノールの効果は3時間ほどしか持続しないため、単一の食品で補うのではなく日々の食事も含めトータルで考えるのが理想的です。 黒にんにくは手軽に摂取できる食品であるので生活に組み込みやすく酸化ストレス対策としてもオススメできます。

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5分で分かる効果 カカオポリフェノール・カカオプロテイン

ポリフェノール 効果

『ポリフェノール』は2000年代に入ってから、常に美容面でも健康面で注目されている成分ですね。 「なんとなく体や肌に良い」ということは知っていても、「なんで肌がキレイになるの?」という点を不思議に思っている人も多いのではないでしょうか? またポリフェノールが多い食べ物について「チョコレート」「赤ワイン」等はすぐに話題に登りますが、 「ジャガイモ」や「お茶」といった身近な食べ物にも含まれることは意外と知られていません。 ポリフェノールの肌への作用や豊富な食べ物をキチンと知って、毎日の生活に上手に取り入れてみませんか? 更にポリフェノールを使った「化粧品」でスキンケアを行えば、肌の内側からだけでなく外側からも嬉しい効果を得ることができます。 ここではポリフェノールの種類や摂取のコツ、スキンケアへの取り入れ方等、ポリフェノールについての様々な情報をご紹介していきましょう。 「ポリフェノール」ってそもそも何? ポリフェノールとは、 植物独自の色素・苦味等の成分を総称したもののこと。 太陽の光を浴びる「光合成」によって生まれ、植物細胞を作る働きを持っています。 つまり「動物には無くて、植物にはある独自の成分」というわけですね。 とは言え、「ポリフェノール」は、例えば「ビタミンC」や「ビタミンE」のような一種類の特定成分を指したものではありません。 ポリフェノールは成分の総称 「ポリ」という言葉には「重合した」「複合した」といった意味合いがあり、「様々なフェノール(フェノール製ヒドロキシ基)」をまとめて呼んだものが「ポリフェノール」ということになります。 その種類は、実に 4000種~5000種以上にも登るのです。 植物の独特の味や香り・色素を持つポリフェノールは、かつては香料や色付けのために料理や菓子類に使われたり、香水や化粧品に配合されてきました。 しかし1990年台に入ると、ポリフェノールに人間の体に良い作用があることが判明します。 健康のため、美容のために良い成分として、一気に「ポリフェノール」が注目されるようになったのです。 どうしてポリフェノールが肌に良いの? ポリフェノールの人体への作用は当初、心臓疾患の予防や肝機能の向上等、主に「体を健康に維持する」という部分が注目を浴びていました。 しかし研究が進むにつれて以下のような働きを体内で担っていることが判明し、「 美肌になれる成分」として、多くの女性たちからの興味関心を呼び寄せるようになったのです。 「抗酸化作用」でアンチエイジング! 肌にシワができる、ほうれい線や毛穴が目立つ、たるみができる・・・このような「エイジング現象」について、「年齢のせいなのだから仕方がない」と諦めていませんか? この「エイジング」の元となっているのは、体内の 悪玉活性酸素(フリーラジカル)の細胞への攻撃です。 スーパーオキシドアニオンラジカル等の超酸化物が体内で増え、細胞膜から皮膚細胞に入り込んで弱らせると、皮膚はハリや潤いを失ってしまいます。 つまり「体内の酸化・皮膚の酸化」こそが、老化現象の要因になっているわけですね。 作らせない、攻撃させない ポリフェノールにはこの「活性酸素(ラジカル)」の生成を防ぎ、細胞への攻撃の働きを抑制する作用があります。 これが、美容対策で非常に重要であると言われる「 抗酸化作用」というものなのです。 体や肌のサビつきをポリフェノールで防いでいけば、アンチエイジング効果が期待できることになります。 「美白作用」でシミ・くすみの無い肌に! 「日焼けをしたら肌が黒くなった」「シミができてしまった」。 このような「黒さ」の元となるのが、「メラニン色素」という色素の存在です。 肌が紫外線等による刺激を受けると、酵素である「チロシナーゼ」が多量に生成されます。 体内に活性酸素が多い状態であるとチロシナーゼの働きがさらに活発になり、その分、黒いメラニン色素が多量に作られて皮膚に沈着し、黒くシミのある肌になってしまうというわけです。 ポリフェノールの中には、酵素「チロシナーゼ」の働きをジャマして、メラニン色素が生成するのを防ぐ働きを持つものが多数あります。 ビタミンCやアルブチン等と同じ、いわゆる「美白成分」のひとつなのですね。 「血行改善」「代謝のアップ」でターンオーバーを活性化 ポリフェノールの中には、滞りがちな血流を良くする働きを持つものも多数あります。 また肝機能や消化機能等の内臓器官を強化し、「代謝」をアップしてくれる作用を持つものも少なくありません。 血行が改善して体の「巡り」が良くなれば、食品やサプリから摂取した栄養がキチンと肌に届くようになります。 コラーゲンやエラスチン等の生成も活発になり、新しい肌細胞が活発に作られるようになるわけです。 これが肌の生まれ変わりである「ターンオーバー」を活性化させ、できてしまったシミを薄くしたり、シワやたるみのできにくい「生き生きした肌」を作ることに繋がります。 また代謝がアップするということは、痩せやすい体が作られるということでもあります。 「ダイエットもしたい、でも美肌作りもしっかりしておきたい!」という人にはとても嬉しい作用ですね。 「抗炎症作用」・「抗菌作用」で大人ニキビ等の肌トラブル対策に 数多くあるポリフェノールのほとんどに共通してあるのが、雑菌等に対抗する「抗菌作用」や炎症を穏やかに鎮める「抗炎症作用」です。 特に抗菌作用の強さは科学的な研究が行われる前から知られており、かつてはポリフェノールを含む食品が「薬(医薬品)」として珍重された時代もありました。 ポリフェノールの殺菌・抗菌作用で肌を健やかに守っていけば、大人ニキビや吹き出物といった肌トラブルを改善することにも繋がります。 また 植物から抽出された天然成分であることから肌への負担が少なく、敏感肌の人や揺らぎやすい肌の状態でも取り入れやすい点も嬉しいポイントです。 こんなにたくさん!ポリフェノールの特徴や多く含む食べ物 ポリフェノールは大きく分けると 色素成分である「フラボノイド」、それ以外の成分である「フェノール酸系」の2つに分類することができます。 ここから更に小分類化されていくのですが、4000種類以上もあるフラボノイドやフェノール酸系について、その全てを知っておくのはちょっと難しいですよね。 ここでは特に代表的なポリフェノールについて、その特徴や多く含む食品類をご紹介していきます。 クロロゲン酸 フェノール酸系に分類されるポリフェノールで、 抗酸化作用が特に強いことが特徴となっています。 また中性脂肪の蓄積を防いで脂肪肝・動脈硬化等を防ぐ作用や、糖尿病等の生活習慣病を予防する効果もあるとされ、ダイエット面でも注目を集めている成分です。 また最近では、メラニンを多く含む光吸収色素「メラノソーム」からの肌細胞への色素輸送を防ぎ、更にチロシナーゼ酵素の生成を抑制させるという「2つの美白効果」があることもわかってきました。 クロロゲン酸を多く含む食品• コーヒー• じゃがいも• サツマイモ• ゴボウ• リンゴ 特にコーヒーには多くのクロロゲン酸が含まれており、 1日2杯のコーヒーを飲む人とそうでない人には「シミ」や「たるみ」といった紫外線による皮膚老化の差が大きく現れたという報告もなされています。 こんな人にクロロゲン酸がオススメ!• 肌に透明感を出したい人• 紫外線対策を更にしっかり行いたい人• ダイエットをしながら美容対策もしたい人 アントシアニン フラボノイドに分類されるポリフェノールで、強い青紫色が特徴的な色素成分です。 抗酸化作用が強いことで知られています。 また網膜刺激を脳に伝えるための物質「ロドプシン」の働きをサポートする作用があるため、眼精疲労対策・眼病予防等のために昔から用いられてきました。 眼精疲労は目のたるみやクマ等の原因ともなることから、特に「目元の疲れ」が気になる人は積極的に摂取しておきたいですね。 また近年では、 花粉症等のアレルギーを予防する効果があるとした研究結果も発表され、注目を浴びています。 季節の変わり目等に肌が荒れる原因のひとつが、この「花粉アレルギー」です。 天然成分で花粉症による肌荒れ対策ができれば助かりますね。 アントシアニンを多く含む食品• ブルーベリー• カシス• ぶどう• ビルベリー• アサイー アントシアニンはこんな人にオススメ!• パソコンやスマホ等をよく見る人• 老眼・近眼などの目のトラブルがある人• 目の疲れや肩こりを感じやすい人• 目元のたるみやクマが気になっている人• 花粉症・アレルギーによる肌荒れが気になる人 カカオポリフェノール カカオの香ばしい香りの元となるポリフェノールです。 血管を広げて高血圧を予防してくれる他、動脈効果を予防する効果もあるとされています。 また女性に嬉しい作用としては、「対ストレス作用」がある点が挙げられるでしょう。 ストレスは自律神経を乱して肌トラブルを作る要因ですが、カカオポリフェノールは、ストレスホルモンの分泌を抑制し、脳をリラックスさせる効果があると考えられています。 疲れた時やイライラした時、「ああ、チョコレート食べたい!」と思ったことがある人、多いのではないでしょうか?あれはカカオポリフェノールがもたらすリラックス効果を求めた自然な欲求なんです。 カカオポリフェノールを多く含む食品• チョコレート• ココア こんな人にカカオポリフェノールがオススメ!• 仕事や育児等で疲れている人• 引越・進学・就職等で新しい環境に飛び込んだ人• イライラ感が肌に現れやすい人 イソフラボン 日本では非常に有名になったポリフェノールのひとつです。 イソフラボンは腸内細菌によって「エクオール」という物質に変化すると、女性ホルモン「エストロゲン」に近い働きをすることがわかっています。 「エストロゲン」ともうひとつの女性ホルモンである「プロゲステロン」の分泌バランスの乱れは、更年期症状やPMS(生理前症候群)、肝斑等を引き起こす大きな原因のひとつです。 また肌細胞の根幹を為す「エラスチン」の生成が低下することから「たるみ」も引き起こしますし、大人ニキビや肝斑等もできやすくなります。 イソフラボンがエストロゲンに近い働きをしてくれれば、女性ホルモンのバランスを整え、女性につきものの悩みも改善できるというわけですね。 イソフラボンを多く含む食品• きなこ こんな人にイソフラボンがオススメ!• 生理前・生理中に肌が揺らぎやすい人• 更年期症状(イライラ感・冷え・のぼせ)等が現れている人• ふっくらとした女性らしい肌を作りたい人• 肝斑等のホルモンバランスの乱れによる肌トラブルを改善したい人 フェルラ酸 食物の黒ずみや酸化を食い止める作用があるとして、昔から天然の食品添加物として使われ、また化粧品にもよく配合されているポリフェノールです。 抗酸化作用が強い上に、メラニン生成を抑制する作用も強いことで知られています。 更に 紫外線を吸収する作用もあることが判明し、「美白ポリフェノール」として一気に有名になりました。 また脳神経を守る作用があるとされ、認知症やアルツハイマー等を予防する脳機能改善効果も近年注目されています。 「キレイになれる」だけでなく「いつまでもイキイキと過ごせる」というとても嬉しいポリフェノールと言えるでしょう。 フェルラ酸を多く含む食品• ぬか漬け(米ぬか)• 米(発芽米)• 小麦 こんな人にフェルラ酸がオススメ!• 天然成分でシミ・くすみ等への美白対策をしたい人• 美白もエイジングケアも両方行いたい人• アウトドアやレジャーで紫外線を浴びることが多い人 レスベラトロール フラボノイドに分類されるポリフェノールで、深い紅色が特徴的な色素成分です。 元々ポリフェノールが科学的に着目されるきっかけとなった成分でもあります。 肉や乳製品の摂取量が多いフランスにおいて肝硬変や心臓疾患による死亡者が少ないという「フレンチパラドックス」が研究された結果、レスベラトロールの抗酸化作用や血行改善作用等が発見されたのです。 近年では寿命を伸ばす遺伝子とされる「サーチュイン遺伝子」への働きかけがあることについても研究が進められており、 エイジングの防止・肌細胞の若返りといった効果も期待されています。 レスベラトロールを多く含む食品• ブドウ(赤ワイン)• クランベリー• ピーナッツ(渋皮部分)• コケモモ こんな人にレスベラトロールがオススメ!• お酒を楽しみながら美容対策もしたい人• いつまでも若々しい肌と体を維持したい人• 肌のターンオーバーを活性化させたい人 ポリフェノールの摂り方のコツ 「一度にたくさん」より「小分けで何回も」 体にも肌にも良い作用がたくさんあるポリフェノールですが、植物独自の成分であるため、人間の体内で生成することはできません。 つまり食品やサプリで補うのが必須ということになります。 更に気をつけたいのが、体内に留まっていられる期間が非常に短いという点です。 ポリフェノールが体内に留まってその効果を発揮できるのは、摂取してから 平均3時間~4時間程度と限定されています。 大量に摂っても結局は外へ また一度に多量のポリフェノールを摂取しても体内に留めておくことができず、汗や尿、便等として体外に排出されてしまうのです。 よく「昨日は赤ワインをいっぱい飲んだから、ポリフェノールは十分!」といった発言がネットで見られますが、赤ワインを晩に飲んでも、寝て起きたら効果は消えてしまう・・・というわけなんですね。 ポリフェノールの効果をしっかりと得るためには、「一度に多量に」という形ではなく「1日に何回も」といった形を意識することが大切です。 朝食・昼食・夕食の3回の食事の中にポリフェノールが豊富な食品を入れ、またお茶・間食等を上手に使いながらこまめに摂取をしていきましょう。 野菜や果物はできるだけ「皮ごと」食べる ポリフェノールの多くは、 野菜や果物等の「皮」の部分に多く存在しています。 そのため果物類や野菜類の皮を剥いてしまうと、せっかくのポリフェノールの多くが失われてしまうのです。 ポリフェノールをしっかりと摂取するのであれば、なるべく「皮を剥かない食材・品種」を選びつつ、「皮を剥かない調理法」を考えていきましょう。 リンゴ等は皮付きでも食べられますよね。 また現在ではブドウでもシャインマスカット・レッドシードレスグレープ・レッドグローブ等、皮ごと食べられる品種が多く販売されるようになっています。 またクロロゲン酸を多く含むジャガイモ等も、「新じゃが」であれば皮つきのままで調理可能です。 加工製品でも皮付きのものを また市販の加工製品を選ぶ際にも、「皮付きで製造されているか」という点をチェックしてみましょう。 例えばブドウを皮ごと潰して作る赤ワインはポリフェノールがたっぷりですが、ブドウの皮をとり除いて作ったワインはそれよりもポリフェノール量が落ちます。 皮や種等を含んだまま自然な工程で作られた製品を選べば、野菜や果物に劣らないポリフェノール摂取ができることもあるのです。 食品は新鮮なうちに使い切る 抗酸化力の強いポリフェノールですが、実は 自分自身は酸化(劣化)しやすいという特徴を持っています。 つまり体の中で肌細胞のかわりに酸化をし、人体の酸化を食い止めるのがポリフェノールの「抗酸化力」であり、「自分自身が酸化をしない成分」というわけではないのです。 例えば「レスベラトロール」が豊富な赤ワイン、フラボノイドである「カテキン」が豊富な緑茶、赤い色素成分である「テアフラビン」を含む紅茶等は、酸化(劣化)をしやすいとされています。 食品は早めに食べ切れる量を購入し、酸化・劣化をしないうちに消費しきるようにしましょう。 また保管時にはキチンと容器の密封を行い、できるだけ酸化を防ぐようにすることも大切です。 サプリ・ドリンクで手軽にポリフェノール摂取! ポリフェノールは上記のとおり食品から摂取するのが基本ですが、「食品に含まれる含有量が少ない」という難点も持っています。 「しっかりポリフェノールを摂りたいけど、食品だけでは難しい」という時には、サプリやドリンクで不足をしている分を補ってみましょう。 「フェルラ酸」サプリで内側から美白ケア 「フェルラ酸」は前述のとおり米や小麦に含まれるポリフェノールですが、 精米を重ねた白米や生成した小麦粉等では含有量が少ない傾向にあります。 ポリフェノールをタップリ摂ろうとしてお米や麦を多量に食べれば、今度は糖質過多による「肌の糖化」といった問題を引き起こす可能性もあるのです。 またフェルラ酸を摂りやすく体への吸収率が良い米としては「発芽米」は、4キロで3,000円台と価格帯が高いことから、「食生活に継続して取り入れるのが難しい」と感じる人も少なくありません。 フェルラ酸の美白作用や抗酸化作用の効果を得るために、お米や小麦をキチンと食べつつサプリメントで補っていくと良いでしょう。 フェルラ酸のおすすめサプリメント:トランスフェルラ酸 250mg 60粒(海外直送品) 2粒で500mgのフェルラ酸を摂取できます。 アスリート向けのフェルラ酸タブレットのような記載がありますが、一般の方でも量を1粒に摂取する方もいるようです。 フェルラ酸サプリメントは値が張るものもありますが、こちらは2,000円以下のお手頃価格で人気です。 ちなみに妊婦や授乳中の方は医師へ相談の上、服用を決めてください。 40代・50代向けサプリとして発売されていることが多いですが、今後フェルラ酸の美白作用が知られるにつれ「美容サプリ」としての人気が上がると予測されています。 (Source Naturals(ソースナチュラルズ) 調査時の価格1,851円) 「アントシアニン」ドリンクでイキイキした目元に 「アントシアニン」を多く含むブルーベリーやカシスは、生食用の販売があまりされておらず、価格帯も高めなのがネックです。 アントシアニンは加熱に強いので「ジャム」という形でも摂取はできるのですが、ジャムの場合だと砂糖の含有量が高くなるため、糖質多く取りすぎる危険もあります。 アサイーやブルーベリー等の素材を豊富に使い、砂糖や添加物を加えずに作ったドリンク類で定期的な補給を行いましょう。 アントシアニン配合のおすすめドリンク:マイスムージー SFアサイー 食品添加物を一切加えず果物の甘みのみで作られた、スウェーデン製造のスムージーです。 アントシアニンが豊富なアサイーの他、ブルベリー・ブラックベリー・ラズベリー等のベリー類がたっぷりと使われており、しっかりとした抗酸化作用と目元への働きが期待できます。 「アサイーだけだと飲みづらい」という人でも飲みやすく、続けやすいドリンクなのも嬉しいポイントです。 (ハルナエコロジー 250ml12本入り 税込4,200円) 「レスベラトロール」サプリでエイジング対策 レスベラトロールが摂取できる代表格は前述のとおり「赤ワイン」なのですが、お酒の飲めない人やアルコールを控えめにしたい人にとって「赤ワインの常飲」は難しいところです。 またいくら血行の改善や若返り効果があると言っても、飲みすぎて肝機能を疲れさせてしまっては意味がありませんよね。 アルコールを含まずにレスベラトロール摂取ができるサプリメントで、手軽な補給を行っておきましょう。 一時期は価格が高騰していたレスベラトロールサプリですが、現在では様々な抽出法によって価格帯も落ち着きを見せ、比較的手軽に「サプリでの補給」が行えるようになっています。 レスベラトールのおすすめサプリ:ファンケル レスベラトロール フランス産のブドウを原料に指定し、厳選したレスベラトロールを配合したカプセルタイプのサプリメントです。 1日あたりのトランスレスベラトロール配合量は10mgで、赤ワインを20杯近く飲んだ状態に匹敵する多量摂取が可能となっています。 無添加化粧品・健康食品を長年扱っているメーカー「FANCL」の製品なので、その品質や原料の確かさには信頼がおけますね。 フラボノイドである「カテキン」がたっぷりはいった「お茶(緑茶)」で洗顔をする方法も有効なのですが、いちいち洗顔の度にお茶を多量に入れるのはちょっとむずかしいですよね。 こんな時には、フラボノイドが配合された洗顔料を使ってみましょう。 おすすめ洗顔料:ロート製薬 白茶洗顔 抗酸化作用が緑茶の3倍以上もあるという「白茶」のエキスを配合した洗顔フォームです。 更に緑茶から抽出した高純度のカテキンも加えられ、より高いポリフェノール効果が得られることが期待できます。 くすみが気になる人、ニキビや吹き出物の症状を穏やかに抑えていきたい人、サッパリとした仕上がりが好きな人には特におすすめです。 ワンコインで買えるリーズナブルな価格帯も嬉しいですね。 (ロート製薬 参考価格 税抜500円) エラグ酸配合の化粧水で透明感のある白い肌へ スキンケア方面で期待されるポリフェノールとしては「エラグ酸」も挙げられます。 エラグ酸はイチゴやザクロ等から抽出されるポリフェノールで、メラニン生成の抑制等の「予防美白効果」が強いことで知られてきました。 ただイチゴ・ザクロからの抽出量が僅かであり、化粧品配合には難しいと長年言われてきたのです。 しかし近年、成分メーカー『ライオン』がマメ科の植物「タラ」からのエラグ酸抽出に成功し、様々な化粧品メーカーの美白基礎化粧品に配合されるようになっています。 植物性成分で穏やかに美白を行いたい人にピッタリのポリフェノールと言えるでしょう。 おすすめ化粧水:DHC薬用エイジアホワイト ローション ポリフェノールである「エラグ酸」に加え、メラニン生成を抑制する成分「アルブチン」を配合した美白化粧水です。 有効成分の配合量が多いため、厚生労働省から「薬用表示」の許可を得ています。 「ケイヒエキス」「セキセツソウエキス」「オウゴンエキス」といった植物由来の成分が多く選ばれており、美白とエイジングケアという多角的なケアを目的としつつも肌に穏やかな配合となっているのが特徴です。 「ビタミンC誘導体入りの美白化粧水では乾燥する」という人にも向いた化粧水と言えます。 ヨーロッパアカマツに含まれるポリフェノールを基に作られた「合成ポリフェノール」で、非常に強いチロシナーゼ阻害作用(メラニン色素抑制作用)があるのが特徴となっています。 その力は、なんと ハイドロキノンの2,100倍・アルブチンの7,000倍というハイレベルなクラス。 非常に強力な美白作用が期待されています。 ビタミンC誘導体と組み合わせると「速攻のビタミンC・ゆっくり美白するポリフェノール」という二段構えの美白ケアができ、更に抗酸化力による肌のハリ対策といったエイジングケアもできることから、幅広い世代の女性に嬉しい成分となっています。 おすすめW377美容液:トゥベール ブライトニングセラム 30ml 新型ポリフェノール「W377」をいち早く取り入れた美容液です。 医薬部外品(化粧品)の限界量にまで成分配合量が上げられており、効果の強さが期待できます。 顔の全面に塗布を行ってから、更に気になる部分に重ね付けを行うのがおすすめです。 (トゥベール 税抜3,164円) おわりに ポリフェノールの効果が発見されたのは1990年台半ば頃であり、その研究はいまだ途上にあると言えます。 現在も新しいポリフェノールの種類や、既存ポリフェノールの効果について研究が進められており、 毎年のように「新しい発見」が生まれている状態です。 今後もポリフェノールが「美肌成分」として重要な存在で有り続けることは間違いないと言えるでしょう。 「シミを薄くしたい」「ハリのある若々しい肌になりたい」「ニキビをなくしたい」等の肌の悩みに合ったポリフェノールを見つけることが、理想の肌に近づくための大切な一歩となるはずです。

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血液サラサラ成分「ポリフェノール」の効果で脳梗塞は予防できる?

ポリフェノール 効果

ポリフェノールは植物の葉や茎、実などに含まれており、ビルベリーや緑茶など色が濃い、または渋味が強いものに豊富です。 水酸基には活性酸素を捕えて除去する能力 抗酸化力 があるため、ポリフェノールは抗酸化作用を持った成分であるといえます。 活性酸素とは、人間の体内に存在している物質であり、外界から侵入してきた細菌やウイルスを撃退する役目を担った物質です。 しかし、活性酸素はストレス、喫煙、紫外線などの様々な要因によって必要以上に体内で増加してしまうと、体内のたんぱく質、脂質、DNAなどを傷つけ、老化や生活習慣病の原因になるといわれています。 ポリフェノールが持つ抗酸化作用は、活性酸素を除去する作用を持つため、様々な病気に対抗する力やアンチエイジング効果が期待されています。 動物よりも植物のほうが長寿であることが多いのは、ポリフェノールの抗酸化作用による影響が大きいと考えられています。 ポリフェノールは水に溶けやすい成分であるため、摂取してから比較的短時間で抗酸化作用を発揮するとされていますが、その効果は長期間持続できないため、毎日継続的に摂取することが効果的です。 フレンチパラドックスとは、フランス人は肉、チーズ、バターなどの高カロリーな食生活を送っているにも関わらず、他の欧州諸国に比べて心臓病による死亡率が低いという矛盾 パラドックス のことです。 1992年、この現象に注目したフランスの科学者セルジュ・ルノー博士は、フレンチパラドックスの要因が、フランス人が日常的に赤ワインを飲んでいることによるという考察を発表しました。 この発表により、研究者の赤ワインに対する注目が高まり、世界中で赤ワインブームが起こりました。 アントシアニンは世界中に400種類以上存在するといわれており、その種類によって性質や作用する場所が異なりますが、特に目に対する効果が注目されています。 <> レスベラトロールとは、サンタベリーやブドウに多く含まれているポリフェノールです。 <、> イソフラボンとは、大豆や大豆加工食品などに多く含まれている色素成分で、ポリフェノールのフラボノイド系に属する栄養素です。 また、リグナンはポリフェノールの一種であり、ごまに含まれるゴマリグナンや、亜麻種子に含まれている亜麻リグナンなどが有名です。 <> ヘスペリジンは、青みかんなどの柑橘類の皮やすじに特に多く含まれている成分で、ビタミンPとも呼ばれています。 ヘスペリジンには、末梢血管の血流を促進する作用があるため、血流を改善する効果があるといわれています。 また、ヘスペリジンはビタミンCの働きをサポートする作用も持っているため、両者を一緒に摂取することでより高い効果が得られます。 <> クルクミンとは、ウコンに多く含まれている黄色の色素成分で、特に秋ウコンに多く含まれています。 <> カテキンとは、緑茶や紅茶などに多く含まれている渋味成分です。 <> タンニンはタンニン酸とも呼ばれ、木の幹、葉、樹脂に含まれているポリフェノールで、食品では緑茶や紅茶に多く含まれています。 サーチュイン遺伝子が活性化することで、サーチュインという酵素が活発化し、細胞寿命の調節を行うことができます。 女性ホルモンのバランスが乱れることによって、動悸、ほてり、イライラなどの症状が現れます。 胆汁酸などを含み、脂肪酸の吸収を助ける作用があります。 糖尿病、脳卒中、脂質異常症、心臓病、高血圧、肥満などが挙げられます。 視覚とは、対象物を光の情報として捕えて信号化し、その信号を脳に伝えて像として判断・認識するというプロセスを指します。 細胞を若々しく保つレスベラトロールの働きは、長寿効果や若返りの効果が期待されており、肌細胞にも良い影響を与えるとして、美肌維持効果も期待されています。 イソフラボンやリグナンは、女性ホルモン様物質であるため、体内でエストロゲンと似た働きを行うといわれており、ホルモンバランスの乱れから引き起こる発汗、倦怠感、顔のほてりなど、女性特有の悩みを改善することができます。 末梢血管は体内でも特に血流が悪くなりやすい血管であるため、ヘスペリジンの働きによって血流が改善されると、冷え症などの症状にも効果が発揮されます。 また、ヘスペリジンは抗酸化作用も持つことから、血中コレステロールを低下させる効果なども期待されています。 飲酒の前後にウコンを摂取すると良いとされるのは、ウコンに含まれているクルクミンを摂ることで、肝機能を高め、アルコールの分解などを促進し、二日酔いを予防できるためです。 生活習慣病が発症する原因のひとつは、血中のコレステロールや中性脂肪が増加することであるとされています。 とらえた光の情報を、脳に電気信号として送る役割を担っています。 消化管内で食物の脂肪や脂溶性ビタミンをより吸収しやすくする働きをします。 【2】酵母由来のサーチュイン遺伝子での研究で、レスベラトロールが寿命に関連のあるサーチュイン遺伝子の活性を13倍に増強したことから、レスベラトロールに寿命延長効果が期待されています。 【3】更年期の日本人女性58名に、大豆イソフラボンを1日40mg 、4週間摂取させたところ、更年期症状であるほてりが緩和され、高血圧患者での収縮期及び拡張期血圧は有意に低下したことから、大豆イソフラボンに更年期症状緩和効果があると示唆されました。 参考文献 ・本多京子 食の医学館 小学館 ・津田孝範 アントシアニンの科学-生理機能・製品開発への新展開- 建帛社 ・植物栄養素DBフィトス レスベラトロールの秘密 株式会社カンゼン•

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